人間牧場

〇蜜蜂巣箱の蜜蝋塗り

私はもう6~7年前から、人間牧場とわが家の裏で蜜蜂を飼っています。養蜂なんて大袈裟なものではなく趣味の延長といった軽い気持ちで始めましたが、蜜蜂飼いは奥が深く、やればやるほど難問題にぶつかり、蜂にも再々刺されるため、妻を始め周りの人は「危ないから止めた方がいい」と忠告しますが、当の本人の私は性懲りもなくその魅力に取りつかれやっています。

先日愛南町に住む友人から、「蜜蜂を飼いたいのだがどうしたらいいか教え欲しい」と電話がかかってきました。電話ゆえ詳しい話はできませんでしたが、ふと「ああもうそんな時期か」と分蜂の季節を迎えたことを知りました。息子に手持ちの蜜蝋がなくなったことを知らせ、インターネットで注文するよう頼むと、昨年取り寄せて使わなかった蜜蝋が見つかったと蜜蝋を渡されました。

早速昨日、人間牧場5箱、家の裏庭5箱の計10箱の巣箱を掃除して、携帯ガスバーナーで蜜ろうを溶かしながら塗りました。底板、入り口の順に塗り終わると巣箱の上に雨避け用のプラスチック製波板を敷き、風で飛ばないよう大きなブロックを一枚乗せて終わりです。やがて蜜蜂誘引のために育てている、日本ランキンリョウヘンを巣箱入り口に置くのです。

あとは蜜蜂の気分次第です。毎年同じようなことを繰り返していますが、蜜蜂に好かれる箱は毎年入居し、見向きもされない箱もあるのです。おそらく5月の連休ころに分蜂の結果が出ますが、蜂蜜を採集したり、天敵スズメバチと戦ったり、気の抜けない季節がやって来ました。

「もうそんな 時期になったか 我帰り 息子と相談 蜜蜂談義」

「蜂巣箱 ヘラで奇麗に 掃除する その後蜜蝋 バーナで溶かし」

「さあこれで 一応準備 整った あとはフェロモン キンリョウヘン待ち」

「今年も せめて5箱は 願うけど 相手あるゆえ どうにもならず」

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