人間牧場

〇地下足袋履いて農作業

 8月8日の立秋を過ぎ、今朝辺りからやっと朝方少しひんやりの風を感じるようになりましたが、日中は暑い日が続いています。今年は暇を見つけて放任園の刈りつけ作業に出かけているため、「お父さんもすっかり色が黒くなった」と妻に言われるほど、顔と手先は「インド人もビックリ」するように日焼けして、見た目は元気そのものです。

愛用の地下足袋

 農作業の出で立ちは、頭に麦わら帽子、手は作業手袋ですが、このところ好天続きなので長靴を止め、足元はお百姓さんが使っている地下足袋を愛用しています。農作業中はそれほど気にならないのに、熱射で焼けた土の上で一日過ごすためでしょうか、風呂に入って夕食を済ませテレビを見ながら床に就く頃になると、体がほてって中々寝付かれないようです。

 昨日は作期を終えたスイカ畑の網囲いや支柱を片付けたり、ブルーベリー畑横の山茶花生け垣の剪定などをしました。生け垣の剪定といっても庭師さんのような丁寧なことはせず、草刈り機の刃を新品に替えて脚立に登ったり下りたりしながら刈り込むのです。ゆえにあっという間に剪定は終わるのです。

お墓に供えるシキビも用意できました

 お盆が近づき昨日の夕方から、日本列島では帰省の大移動が始まったようで、各地で交通渋滞が起こっているようです。わが家でもお盆を迎える準備を始め、昨日は夕方から人間牧場へお墓に供えるシキビを取りに出かけました。今日昼から行く予定の妻の実家の分も含めるとかなりの量を切らねばならず、藪蚊対応の缶入り蚊取り線香を腰にぶら下げて切り取りました。

 昔は晴れの日だった盆や正月、祭りなどはことさらなこともありませんが、戸長としてのしきたりや年中行事、仏事などもあって、妻と二人で先祖から受け継いだ様々なことをしっかりこなしています。そろそろこれらの雑事を息子夫婦に伝承しなければなりませんが、心もとない不安も隠せません。どうなることやら・・・・です。

「地下足袋を 履いてさっそう お百姓 やってはいるが これが中々」

「焼けた土地 地下足袋通し 熱こもる 体ほてって 寝つきが悪く」

「顔と手は 妻が言うには 真っ黒に 日焼けしていて 健康そのもの」

「今年も お盆来るので シキビ取り 戸長の仕事 色々あって」

 

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