人間牧場

〇雨に濡れながら神輿を担ぐ孫たち

 昨日は年に一度の秋祭りでした。息子も若嫁も職場が松山市内なので休むこともできず、平常どおり仕事に出かけましたが、妻と孫たちは地方祭がお休みなので、孫たちは前夜の宵宮から神輿を担ぎに法被を着て出かけ、妻もおご馳走の仕込みや調理に忙しそうでした。

わが家へやって来た子ども神輿
玄関に角付けされた子ども神輿に健康と安全を祈りました

 前日の雲一つない好天なら良かったのに、天気は悪戯なもので朝から曇り空でした。しかし昼過ぎまではどうにか雨も降らず、午前6時に宮出しした神輿や獅子舞が町内に繰り出して、あちらこちらから神輿守のワッショイワッショイという掛け声や、小気味よい太鼓の音が遠く近くなりながら、一日中聞こえていました。

ところが午後2時ころになって雨が降り始め、わが家へお神輿が来る頃には少し雨脚が強くなり始めました。孫2人も神輿の後ろについて、ワッショイワッショイと掛け声をかけていましたが、雨に濡れて少し寒そうでした。それでもみんなの勢いで神輿の運航は続けたようでした。

 幸いなことに雨も小康状態で神輿を無事宮入りさせたようで、5年生の孫希心は2千円、3年生の孫奏心は1400円のお祝儀義分配に多少顔をほころばせて午後6時ころ帰って来ました。妻の沸かしていたお風呂に入りすっかり温まり、心配していた風邪を引くこともなく、多少筋肉痛の足に湿布を貼って寝たようで、今朝は元気を回復して「おはよう」の元気なあいさつができました。

「秋祭り 二人の孫は 二日間 お神輿担ぎ ワッショイワッショイ」

「折からの 雨で法被も 濡れネズミ 風邪を引かぬか 心配したが」

「お祝儀を 貰い疲れも 吹き飛んで 鼻歌交じり 風呂から聞こえ」

「少子化の 影響どこか 寂しそう 隣集落 神輿途絶えて」

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