人間牧場

〇コンクリート工事

 ミニハウスの土台補強工事、側溝の修理工事に続いて、今年3回目の海の資料館海舟館前の土間を修理する、コンクリート工事を昨日は半日かけて一人で行いました。この場所は山から流れ出る清水を引き込んだ大事な外洗い場のすぐ横なのですが、親父が存命中親父自らの手で造ったものの、少々歪で一輪車に荷物を積んで通る度に、注意をしないと止まってしまい難儀をしていた場所なのです。

土間のコンクリート工事

 本当は斫って根本的な修理をしたいところですが、左官さんや土木業者に頼めば費用もかかるので、とりあえず自分の頭の中に設計図のようなアウトラインを描き、倉庫から持ち出した端材で型枠を作り、綺麗に掃除をして少し大きめのパレットで練り込みを開始しました。先日ホームセンターで買ってストックしていたポルトランドセメント1俵と砂利や砂を順番に入れて万遍なく混ぜ合わせ、水を入れてコンクリートを練るのですが、これが中々の重労働で、午前中の涼しい間ながら大汗をかいてしまいました。

 コンクリートの量は計算をした訳でもないのでいつも全て目分量ですが、昨日に限っては少な過ぎも足過ぎもなく、まあ素人ながらその目見当の確かさに、少々自信のようなものを感じました。スコップで入れたコンクリートをコテで丁寧に塗り、使った小道具類を水洗いして一丁上がりです。昨日は天気や風通しも良く、養生のため一応通行止めにしていましたが、今朝は固まり具合出来具合を見計らって、型枠の端材を取り除こうと思っています。

 私の汗をかいて作業をする姿を見て若嫁が、「お父さん、最近はすっかり土木作業員だね」と笑って声をかけてくれましたが、日曜大工ならぬ日曜土木作業員のような自分に、思わず納得の手合いでした。家の周りはあちこちに修理をしたらいいような場所がちらほら見えます。これまではその殆どを業者や親父に任せていましたが、自分でやれば原材料費だけでサンデー毎日ゆえ手間賃も要らず、多少いびつでも自己満足している今日このころです。妻も私の器用さ?を褒め殺しのように誉めてくれています。(大笑い)

 「このところ 日曜大工 ではなくて 日曜土木 コンクリート練る」

 「長年が 経つと家では あちこちで ほころび目立ち 素人修理」

 「不器用を 自認の私 誰からも 文句言われぬ やりたい放題」

 「出来上がり まずまずのよう 妻と嫁 誉める言葉に 調子に乗って」

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