人間牧場

〇親友3人の相次ぐ来訪

 一昨日は午前中2人、午後1人の親友3人が相次いで来訪しました。まず1人目は砥部町の稲葉さんです。稲葉さんは砥部町で車ハウスという車の修理工場を経営していますが、数年前からその経営を息子に譲り、双海町の畑を買い取って砥部から通って農業をしている、失礼ながら変わり者です。いつものことながら、電話で稲葉さん「今どこですか?」、私「自宅にいる」、稲葉さん「じゃあちょっとお邪魔していいですか?」、私「どうぞ」てな調子で、電話を切ると5分以内にやって来るのです。これもアポイントの方法だと納得しながら、縁側に座ったり菜園を案内しながら、四方山話に花を咲かせるのです。「遊びの農業は楽しいがご飯を食べる農業は苦しい」と、私は口癖のように稲葉さんに話していますが、どうやら無農薬によるこだわりの農業も板についたようで、経営的にはまだまだの感じには見受けられますが、目を輝かせて話す姿に納得しています。

野菜の苗植え手伝いながら

 一昨日の朝、南宇和郡愛南町内海の北原さんから電話がかかってきました。北原さんとはもう40年も前の若い頃、一緒に青年の船に乗ってアメリカやメキシコに行った親友です。松野町の役場を辞めて青年の船に乗り、帰国後教員採用試験を受けて教員になりましたが、諸々が縁で私が主宰する21世紀えひめニューフロンティアグループに加わり、無人島キャンプや丸木舟航海などなどの活動を、一緒に今もやっている仲間です。思うところがあって55歳で教員を辞め、牛やヤギを買うなどアウトドア―三昧の暮らしをしていましたが、2年前群馬の大学に入学し、この春2年間の一人暮らしや学業を無事終えた、失礼ながら変わり者です。北原さん「今日いますか?」、私「午前中ならいます」、北原さん「これから行きます」てな調子で、2時間かけて軽四トラックで11時にわが家へやって来ました。これまでの学生生活や、これからどう生きるか、深い話をしましたが、反対しても目を輝かせてやる行動力にはいつも脱帽しています。

 一昨日の朝、親友の浜田さんから「今日の午後空いていますか?」と電話がかかってきました。私「午後は野菜の植え付けを予定していますが、自宅にいます」。浜田さん「じゃあお手伝いしましょう。午後3時ころに伺います」。私「じゃあお願いします」。てな調子でやって来る浜田さんの変わり者の一人ですま。晴れのち夕方から雨の天気予報だったので、急がねばと思い、前もって畝立てしていた畑に、それぞれの苗を定規で測って置きました。その内やって来た浜田さんは作業着に着替えてせっせと植えてくれました。浜田さんは人間牧場を造った時の新聞記事を見て、年輪塾に入塾したいと申込書を持って来た人で、まちづくり学校双海人の校長を務めている人でもあり、何かにつけて深い話をする読書が趣味の人なのです。農作業を終え一段落したところで、親父の隠居で四方山話に花を咲かせました。この春から愛媛大学の社会人講座も受講するし、私も講義を頼まれているので、またまた今年度も新しい関りがあるようです。三人三様それぞれがそれぞれに生きているようで、私とのご縁も益々深まりそうです。

 「私には 深い関り 持った人 沢山ありて 学びも多く」

 「空いてます? 電話でアポの すぐ後に 行動するとこ 私に似てる」

 「会った人 三人三様 それぞれに これからどうする まさぐりながら」

 「実践の 中で学んだ 論理だが 年上ゆえに 助言なるかも」

 

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