人間牧場

〇晴光院での牡丹茶会に招かれました

 一昨日の日曜日、妹宅の初節句と松前町神崎の晴光院の牡丹茶会にダブって招かれていたので、とりあえずまず先んじて晴光院の牡丹茶会に出席しました。今年は全ての花暦が1週間から10日ほど早く進んでいるようで、「ひょっとしたらもう散っているかも?」と、心配しながら夫婦で出かけましたが、境内で芳名録に名前を記入して山門をくぐると、住職さんご夫妻に温かく出迎えていただき本堂に入りました。

名残の牡丹
山門をくぐり本堂へ
双海町の籐人形作家長見さんと妻は談笑
若い和尚さんの見事なお茶作法
清楚で風流な茶花
坂村眞民さんの「念づれば花ひらく」

 本堂には毎年のことながら丹精込めたそれは見事な籐人形など、趣味の作品が並べられ、作った人たちが楽しさや苦労話を聞かせてくれました。その中に双海町くい野の長見初恵さんの作品もあり、一年ぶりに再会して思い出話に花を咲かせました。その後別棟のお茶室に案内され、緋毛氈の上席をいただいて、若い和尚さんのお茶立ての手並みを拝見しながら住職の奥さんの茶道具のこだわりを聞きました。茶器の中には柿右衛門の名器もあって、興味のあるお話でした。

 お茶をいただいた後境内の庭に出て、すっかり散ってしまった牡丹の花の中に残った名残花を見学しました。残念ながら牡丹の花の前で、「立てば芍薬座れば牡丹」の妻?の写真を撮りたかったのですが、来年までお預けとなってしまいました。今年は殊の外寒かった冬を越しただけに待ちに待ったけれど、春は急ぎ足で過ぎようとしています。わが家の100mもある長いツツジの生け垣も、今日あたりが満開のようですが、残念ながら雨に濡れています。

 「晴光院 今年も牡丹 お茶会の 案内受けて 妻と出かける」

 「境内の 牡丹の花も 今年は 散ってしまって ビデオで花見」

 「緋毛氈 上席いただき 和尚さん お茶のお手並み 拝見しつつ」

 「本堂に 展示している 籐人形 知人加わり 見事出来栄え」

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