人間牧場

〇干し柿ができました

 今年は柿が大豊作のようで、田舎に行くとあちらこちらで、たわわに実った柿の木をよく見かけます。そんなこともあって富有柿や渋抜きをした柿を知人親類から沢山いただき、毎日のように食後の果物として妻の剝いてくれた柿を、「美味しい」と言いながら食べています。

間もなく食べれる干し柿

柿は加工できないため生のまま食べますが、唯一の加工は干し柿です。今年は妻が近所のお店で一箱150円という、考えもつかない超安値で渋柿を買ってきたので、2人で皮を剝きビニール紐で連を作り、洗濯干し場に干しました。幸いなことに吊るしたその日から北西のかなり強い季節風が吹いたので、カビや小蝿も寄りつかず、順調に推移しています。

一週間前から両手に薄手のビニール手袋をはめ、暇を見つけて干し柿を揉んでいます。干し柿は揉めば揉むほどいいと聞いているので、もう3回どおりも揉んでいますが、お陰様にて黄色かった柿も今ではすっかり飴色になり、もうそろそろ渋が抜けて食べごろのような気がしています。子どものころ渋が抜けるのが待ちきれなくて、親の目を盗んで食べたものの、口の中に渋が残って苦笑いした記憶があるので、もう少し待ちたいと思っています。

昨日学校から帰った2年生の孫奏心が、「おじいちゃん、干し柿はまだ食べれないの?」と言いました。「僕は干し柿がサクランボの次に大好きだから」と付け加えました。干し柿とサクランボを比較する言葉に、ちょっとだけ首をかしげながら、「もう直ぐできるから楽しみにしていてね」と声をかけてやりました。

 「今年は 柿大豊作と 聞き及ぶ 柿の木たわわ 折れんばかりに」

  「毎日の ように食後の 果物は 柿・柿ですよ 食卓並ぶ」

  「渋柿の 皮剥き干し柿 干してます 毎日揉んで 間もなくできる」

  「干し柿が 大好きだよと 孫が言う 私も同じ 柿好き人間」

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