人間牧場

〇四万十の友人からユズが届きました

 11月も下旬となり、日ごと寒さが身に染みるようになりました。この時期になるとおでんや鍋物が恋しくなりますが、黄色く色づいたユズも鍋物には欠かせません。最近はユズの果汁と醤油を程よく配合したユズポン醤油が出回っていて、何の造作もなく鍋物を楽しむことができますが、真ん中の皮をぐるりと剥き、半分に切ったユズを手で搾って香り豊かな果汁を楽しむのも、この季節ならではの楽しみです。

高知県四万十市の和田さんから届いたユズの実

3日前、高知県四万十市に住む親友和田修三さんから、西土佐奥屋内産の立派なユズが沢山届きました。私たちの地域は柑橘の産地ながら、ユズを作っている人は少なく、毎年直売所で買い求めていますが、妻は今日にでも送ってもらったユズの皮を剥いて、柚練りを作るのだと張り切っています。ユズの皮をおろし金でするか、皮を剥いて吸い物や鱧の土瓶蒸しに入れるとこれまた格別の味を楽しむことができます。

 私の友人馬路村の木下さんが勤める馬路村農協では、ユズの種まで美容液に加工、化粧品として販売していて、ユズは捨てるところはヘタだけのようです。「お父さん、ユズの皮を剥くのを手伝ってね」と言われているので、今日は少しだけ手伝おうと思っています。皮を剥いた実は手動搾汁器で搾った後冷凍して固まらせ、冷凍保存して料理に使うようです。私には日本列島至る所に仲間がいて、それぞれの地域の食べ物が届き、特に収穫の秋は幸せな日々です。

「四万十市 特産ユズが 届きたる 早速使い あれやこれやと」

  「今回は 種も焼酎 つけて見る 美容に効果 ネットで調べ」

  「皮・果汁 料理に使い 食欲の 秋を楽しむ 馬・人肥ゆる」

  「全国の 仲間それぞれ 特産品 送ってくれて 至福を肥やす」

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