人間牧場

〇ホラ吹きとハーモニカ吹き

 出来もしないことをさも出来るように喋ることを「ホラ吹き」といいます。田舎ではそんな人を「大鉄砲」と呼び、余り信用されないので、そんな人にはならないよう親から注意をされて育ちました。ゆえに言うからには必ず実行することを目標に頑張っているつもりです。

角笛を吹く

 「1(1日1回のウンコ)・10(1日10人の人に会い話をする)・100(1日100文字書く)・1000(1日1000文字読む)・10000(1日10000歩歩く)運動」も、人から見れば他愛ないことですが、もう10年も続けているし、毎日ハガキ3枚を書くこと25年間継続や、シーサイド公園の1日3時間の掃除も、小さなことですが12年間続けました。

ハーモニカを吹く私

 私はホラ吹きではありませんが、人間牧場ではホンマ物のホラを吹いたり、ハーモニカを吹いて、訪れた人を和ませています。ホラ笛ならぬ角笛は人間牧場へやって来た東南アジアの人がお土産にくれたものです。ハーモニカはNHKBSテレビ番組「日本列島1万2千キロの旅」にJR下灘駅で出演した折、NHKが用意してくれたスズキの4本組ハーモニカです。

 音を出すと人は振り向いてくれます。口いっぱいに吸い込んだ息を唇で震わせて吹く角笛は単音ですが、ハーモニカは吸ったり吐いたりする息が、ハーモニカの内蔵短冊を揺らして音楽となるのです。残念なことに日本の学校教育の現場からハーモニカが姿を消しました。ゆえにハーモニカの歴史的価値が高まり、みんな懐かしそうに聞きながら、時には音楽に合わせて歌ってくれたりするのです。平成ゆえ昭和も少し古くなりました。

  「お土産に 貰った角笛 吹いてみる 人間牧場 山谷こだます」

  「ホラ吹きと 言われないよう 気をつけて 小さなことを コツコツ実行」

  「ハモニカ 取って代わられ リコーダー 世の中変った 私は古い」

  「ああそうか 私は昭和 今平成 ポンコツ寸前 どうして生きよう」

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