人間牧場

〇息子たちの挑戦

 息子は毎日、勤めている松山の設計事務所に通っています。朝は8時頃に家を出るものの、帰りは毎晩10時頃です。お勤めをしながら伊予市中心市街地のまちづくりに関わって活動しているようですが、私の息子ゆえ血は争えないと目を細めて見守っているものの、何かにつけて熱中するタチなので、それとはなしに二宮尊徳の道徳と経済について話してやるものの、馬耳東風・馬の耳に念仏といった感じで、まったく耳を貸そうとしないのです。

玄関先でカブト虫の仕分け作業

 半年ほど前、祭日山の日に「カブト虫を松山空港で配りたい」と相談を持ちかけられました。まずカブト虫の幼虫を確保するため、大洲市田処に住む親友亀本さんを介して、養豚業者石岡さんの豚舎野積み場まで出向いて、幼虫を沢山いただきました。帯広畜産大学出身の元地域おこし協力隊員久保さんと意気投合して一緒に手分けして幼虫を羽化させたり、毎晩仕事から帰りにとっておきのクヌギ林に立ち寄って、カブト虫やクワガタをホバーするなど、この1ヶ月の熱心さはピークに達しているようです。

 松山空港の了解も、私の親友であるえひめ地域政策研究センターの山本所長さんを介して取り付け、昨日の夜はカブト虫を一匹ずつより分けて、丸い容器に入れる作業を、家族の協力を得てしていました。いよいよ明日は松山空港のロビーで空路愛媛へ来た子どもたちにプレゼントするようです。「何のために?」といわれれば、ちょっと即答に困るようなことに夢中になって挑戦する息子たちに、少しばかり拍手を送りましょうか。

  「空港で お盆休みに やって来る 子どもたちへの プレゼントらしい」

  「半年も かけて育てた カブト虫 虫かご入れて 明日は空港」

  「何のため? 子ども喜ぶ 顔見たい いいじゃないの 幸せならば」

  「カエルの子 やっぱりカエル 呆れるね 大判振る舞い 拍手送ろう」  

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