人間牧場

〇道具箱から出てきた肥後の守

 昨日は夕方人間牧場へ来る予定だった来客集団が急遽来れなくなったと電話連絡が入ったため、親父が使い私も使っている倉庫の掃除を思いつきました。親父は器用な人間で、何でも几帳面に収納していましたが、今となっては私にとって不必要なものも沢山あるので、思い切って目をつぶり不燃物回収日に出そうと、少し強めの肥料袋に入れました。

親父の道具箱から出てきた私のお宝二本の肥後の守

 整理をしていると、見覚えのある私の小刀「肥後の守」が2つ出てきました。私が子どものころ親父に買ってもらい使っていたもののようでした。私はその小刀のことをすっかり忘れ、何処へ置いたのか記憶の片隅にさえもありませんでした。切れなくなったら親父に頼んで砥石で研いでもらい使っていたため、小刀は少々痩せて細身になっていましたが、早速竹や木を削ってみましたが、まだまだ使えるようでした。

 早速親父を見習って錆を落としたり砥石で研いで油拭きをしました。肥後の守といえば、戦後の貧しい時代に育った私たちにとっては、命の次に大事だと思っていたほどの宝物でした。この小刀で遊び道具を作り、海に潜って捕まえたタコ等も捌いて食べた記憶もあるのです。今頃の若者に「肥後の守って知ってる」といっても、「それ何?」と言われ全く言葉が通じませんが、今朝は息子に肥後の守のことを現物を見せながら話してやりました。

  「二年前 死んだ親父の 道具箱 中から何と 肥後の守出る」

  「肥後の守 使って竹や 木を削り 遊んだ昔 懐かしきかな」

  「わが宝 親父大事に 道具箱 ありがたきかな 少しウルウル」

  「肥後の守 知っていますか? それ何と 言われ言葉の 通じない知る」

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