人間牧場

〇スズメバチの巣の処理(その2)

 毎年この時期になると、蜜蜂を飼っているため採密作業に追われる忙しい時期ですが、今年は何が原因か分かりませんが、自宅裏も人間牧場も巣箱にミツバチが寄りつかず、養蜂を始めて6年間で初めての屈辱を味わっています。その追い討ちをかけるように庭木や軒先にアシナガバチやスズメバチが沢山巣を作り、既に2度も刺されて難儀をしました。

 昔から「蜂の巣が高い位置にある年は大雨や水害に注意」するよう言われていますが、このところの北九州の未曾有の大水害を聞くにつけ、昔の人の言い伝えは凄いものだと実感しています。はてさてそんな中わが家の2階の軒先に造られたスズメバチの巣は、名人の手によって処分されましたが、昨日は一日中巣のあった場所に沢山のスズメバチが戻って来て、右往左往していました。

2階の軒先の巣を捕る名人

 餌を捕りに出かけていたスズメバチが戻って来たものと思われますが、夕方になるとその数は次第に減って、今朝は雨模様だったこともあってスズメバチの姿は見えませんでした。スズメバチの駆除にやって来た岡田さんと環境について色々なことをお話しました。人間のエゴでハチを危険動物と考えていますが、自然界は人間の考え等到底及ばない共存共栄の世界があるようです。

 ハチ捕り名人でさえ、できるだけ蜂を殺さず、捕った蜂は再利用する姿に納得しきりでした。人間優先、自分優先の今までの考えは、色々な人に出会い、色々なことを学ぶことによって意識と行動が変わりつつあります。遅きに失した感じはあるものの、今からでも遅くはないので、チャレンジしてみようと思っています。

  「宇宙服 似たよな 服着て 蜂の巣へ ハチの大群 襲い掛かるも」 

  「巣を捕られ 行き場なくした スズメバチ 行ったり来たり わが家探して」

  「スズメバチ 何をするため 生きている? 知らないところで 自然のお役に」

  「スズメバチ 危険動物 指定され アースジェットで イチコロ打尽」

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