人間牧場

〇携帯電話の忘れ物

 前日夜、小さな旅に出るため旅先での携帯電話の電池切れを心配して、充電器に差し込んだまま朝を迎えました。家を出る時いつものように、カバン持った、財布持った、コートと手袋持ったなどと自分で復唱し、妻も荷物を持って車庫の車に乗るまで見送りながら、「忘れ物はない?」と私に聞き返し、私も「ないない」と軽い気持でスタートしました。

 午前7時前下灘の綿井ガソリンスタンドで給油して、お金を払う時、いつも入れているズボンの右側ポケットに携帯電話が入っていないことに気がつきました。「しまった。どうしよう?」と思ったのは当然で、三崎港から渡るフェリーの大分佐賀関港に、送迎をしてくれる縄田さんが待ってくれていて、その連絡が取れなくなってしまうのです。自宅まで引き返す時間的余裕もなく、「まあいいか」と諦め午前9時30分発のフェリーに乗りました。

 船内では持参したタブレットも海上ゆえ、電波の調子がいまいちで、悶々の不安がつのり始めました。幸い港に出迎えの縄田さんの笑顔を見た時は内心ホッとしました。縄田さんの車の中も講演中も、携帯電話は必要なかったのですが、旅先での状況や帰宅時間を妻に伝えることもできず、少し不安を持ちながら無事旅を終えました。それにしても日ごろ何げなく使っている携帯電話がないと、こうも不便なのかと納得しきりでした。

 私は人様のようなスマートフォンではなく、まるで時代遅れのようなガラケーのNTTドコモ携帯電話を今も使っています。パソコン機能のあるタブレットを持っているので、旅先でブログを書いたり調べものをするなど、色々なことができます。そろそろスマートフォンの時代かなと思いつつ、年金暮らしの悲哀を味わいながら、安上がりな経済を考えて日々を暮らしていますが、私も知らず知らずの内に情報化に飲み込まれて暮らしているようです。

  「携帯を 忘れて旅に 出たゆえに 何かソワソワ 不安先立つ」

  「出迎えの 親友笑顔 見てホッと これで何とか 過せそうだと」

  「携帯を 忘れて妻と 若嫁に 歳だ歳だと からかわれました」

  「いつの間に 携帯依存 これ病気? 電磁波影響 これも気になる」

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