人間牧場

〇読書あれやこれ

 昔ほど本を買わなくなりました。退職してささやかな年金暮らしになって、本を買うお金が乏しくなったからではなく、本屋へ行く機会が少なくなったからでもないようです。原因はパソコンのせいかも知れません。パソコンに向う時間は、朝4時に起床してウォーキングに出かけるまでの1時間30分、6時30分から朝食までの30分、朝だけでも合計2時間は毎日パソコンに向ってブログを書いているのです。

司馬遼太郎の直筆本「二十一世紀に生きる君たちへ」

 昨日等は頼まれた原稿が3本も締め切りが迫っていて、ほぼ半日書斎にこもってデスクワークし、近付いた講演依頼先へ講演要旨をメールで送ったり、facebook対応したりしていて、妻から「パソコンの前に座り過ぎて健康に悪い」と注意を受け、ふと我に返りました。まあそんなこんなで講演や会議に出ないスケジュールの空いた日は、宮沢賢治の「下ノ畑ニイマス」てな調子で家庭菜園に出て農作業をしたり、人間牧場へ出かけて作業したりしています。

 最近暇を見つけて双海町総合支所の2階にある図書室を、ひんぱんに訪ねるようになりました。この1ヶ月間で20冊ほど本を借りて思いつくまま乱読しました。本は読めば読むほど読みたくなるもので、孫が学校帰りに立ち寄って面倒を見てもらっている児童クラブへ、孫を夕方迎えに行ったついでに、隣の図書室へ立ち寄るのも楽しみになりましたが、書斎の一度読んだ本をあらためて読み返すことも多いようです。

 昨日私と共有している息子の本棚で、司馬遼太郎の「21世紀に生きる君たちへ」という、60ページほどの薄っぺらい本を見つけ、丁度「未来へのメッセージ」という原稿を頼まれていたこともあって一気に読みました。この本はもう10回以上も読んでいますが、読む度に新しい発見がある本です。多分本を読む自分の進化と退化が感じ方を変えているようです。今日ももう一度再読してみようと思っています。(この本には司馬遼太郎の直筆原稿と校正模様が納められています。司馬遼太郎の直筆文字を見て、乱筆自称の私も少し安心しました)。

  「パソコンの 前に座って 過すこと 多くなりぬる 妻注意され」

  「本を読む 時間段々 狭められ お陰で本代 多少少なく」

  「何回も 読む度ハッと 気付く本 進化退化の 人生狭間」

  「直筆の 文字見て少し だけ安心 乱筆これまで 嘆いていたが」  

 

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