人間牧場

〇大寒の切り干し大根作り(その2)

 昨日から今日の朝にかけて、大寒の切り干し大根作りをしました。少し小さめで食用に適さない大根を水洗いし、まな板で車切りして自作のケツキ器で短冊状にするのです。ケンツキ器の切れ味もよく、思ったよりスムーズにできました。早速倉庫からサナを10枚ほど取り出して、万遍に広げて庭に干しました。わが家は上灘川に沿った谷筋に位置していて、冬場は一日中陽が当たらないため、これから吹くであろう冬の乾燥した季節風が頼りです。

庭に干した真っ白い切り干し大根

 雪のように真っ白な千切りした大根の短冊はとても綺麗で、庭に初春の初々しい風が吹き始めたような雰囲気です。千切りした大根は大寒の冷たい風に晒されて、約10日間もすれば綺麗な切干が出来上がります。干しシイタケもそうですが、切り干し大根も天日乾燥によって大根にはない旨味成分ができるのだそうです。わが家ではさらにもう一回作り、乾燥剤を入れて一年中保存食として利用するばかりでなく、楽しみにしてくれている親類知人にお裾分けしてあげるのです。

 そろそろ大潮を見計らってヒジキ刈りもし、寒干しヒジキも作りたいと思っています。ヒジキは刈り取ることも大変ですが、それを大釜で蒸し茹でして干さなければならず、これも中々骨の折れる作業です。これらの自然食品作りで、わが家の自給率は随分高くなってきました。日々の暮らしを楽しまずしていい人生はないのですから、これからも大いに楽しみたいと思っています。

  「今年も 切り干し大根 手間暇を かけて作って お裾分けする」

  「わが家では シイタケヒジキ 切干に 加え天草 ワカメ・蜂蜜」

  「自給率 意識をすれば 高まると あれやこれやを 楽しみながら」 

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