人間牧場

〇高知県安芸市で

 昨日は高知県安芸市で行なわれた高知県公民館研究大会の講演を頼まれ、朝早い午前6時前に自宅を出発しました。このところ寒波の波状攻撃が続いて、雪の影響を少し心配していたものの、昨日は一日中穏やかな好天に恵まれ、伊予インターチェンジから南国インターチェンジを経由して国道55号線を走り、午前9時頃に片道200キロを走って安芸市に無事到着しました。

野良時計
岩崎弥太郎の銅像

 安芸市に行くのは久しぶりなので、野良時計と岩崎弥太郎の生家を見たいと思い、記憶を頼りにまず野良時計に立ち寄りました。付近の駐車場に車を止め、ぶらぶら歩いて見学しました。八角形の野良時計は10年ほど前に一度見ていますが、記憶より少し小さく感じたのは自分の見る目の変化のようでした。その後裏道をカーナビの案内を頼りに、岩崎弥太郎の生家を訪ねました。

岩崎弥太郎の生家

 生家の前には生誕150年を記念して岩崎弥太郎の立派な銅像が建っていました。高知県は明治維新前後に活躍した坂本龍馬など歴史上の先人を沢山排出していて、あちこちにやたらと銅像が建っています。51歳でこの世を去った経済人で、三菱財閥の基礎を作った岩崎弥太郎の銅像も中々見応えがありました。早朝で人気を感じない生家の周辺を1人で見学しましたが、中々のものでした。

 この場所から山道を1時間近く進むと、小松圭子さんの住む畑山です。お父さんと親友ゆえ子どものころからよく知っている、宇和島市遊子出身の小松圭子さんは畑山へ嫁ぎ、土佐ジローという地鶏を飼い、元気に暮らし頑張っていることを風の便りに聞いていますが、一度は訪ねてみたいと思いつつ、今回もその時間を作ることができませんでした。またの機会にです。

 「久方に 高知東部の 安芸市行く 野良の時計と 岩崎弥太郎」

 「高知人 銅像大好き あちこちに 遺徳を偲び 観光生かす」

 「碑文読む 岩崎弥太郎 51 名を為す人は 案外早死に」

「この道の 奥に伊予人 住むという 一度は訪ね みたいけれども」

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