人間牧場

〇蜜蜂巣箱の掃除

 昨日は外出先から帰って、裏山の蜜蜂の巣箱を巡回し、久しぶりに麦藁帽子の上からスッポリ防虫ネットを被り、巣箱の掃除をしました。今年は春先から蜜蜂の入居が思わしくなく、また入居している家の裏山4箱、人間牧場2箱も蜂の活動が弱く、掃除をする気にもなれませんでした。そんな中で唯一活発な巣箱が1箱あって、巣が下板まで下がっているようなので、重箱を重ねるように下駄を履かそうと思い立ち、倉庫の端材を見繕って、重箱を作りました。

2階建てに増築した蜜蜂の巣箱
2階建てに増築した蜜蜂の巣箱

 巣箱の寸法をメジャーで計り、端材を4枚ノコで切って入口を作り、電動ねじ回しで組み立てました。巣箱の蜜蜂を刺激しないようそっと横へ移動し、出来上がった重箱を下板の上に置き、その上に巣箱を乗せました。今回は少し腕が上がったのか、ほぼ完璧に上と下の接合ができました。入口が新しくなって戸惑った蜜蜂が右往左往し始めましたが、今朝の見回りではほぼ完璧で、蜜蜂も何事もなかったように出入りを始めているようです。

 今日は同じように活発な活動をしている人間牧場の巣箱も、同じように重箱を作って下駄を履かせようと思っています。一昨日野村町へ行った折、蜜蜂のお師匠さんである井上登さんと出会い、その後の近況を報告し合いましたが、野村界隈でも今年は入居率が悪く、また菜蜜量も少ないようだと話していました。多分私の巣箱も活発な二つを除けば余り期待が持てそうにありません。井上さんはそんな私の話を聞いて、「そんな年もある」と慰めてくれました。まあまた来年を目指して頑張る予定です。

  「不作ゆえ テンション下がり 掃除さえ 満足やらず 少し反省」

  「重箱を 作って巣箱 二階建て 蜜蜂一瞬 右往左往す」

  「お師匠に 近況報告 したけれど そんな年ある 軽くいなされ」

  「6年も 経つというのに 謎だらけ やればやるほど 奥が深くて」

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