人間牧場

〇散髪して男前を上げました

 私は大体1ヶ月に1回の割合で近所の顔見知りの散髪屋へ出かけて、四方山話に花を咲かせながら散髪をします。これはもう若い頃からやってきたことなので、変えようもない習慣です。現職の頃は散髪をするのを月初めと決めていましたが、退職して10年近くにもなると流石にそんな流儀もこだわりもなくなり、今では妻に、「お父さんそろそろ散髪に行ったら」とか、「今度出張する前に散発に行かないと」などと諭されて、始めて自分の頭の髪の毛が伸びたことに気付く有様です。

散髪をして気恥ずかしそうな自画像

散髪をして気恥ずかしそうな自画像

「歳をとるほど清潔にしておかないと」とは妻の弁です。あれ程綺麗好きだった親父でさえ、年老いた最近は少し掃除を怠るようになり、そのことを誡めにしながら生きていますが、年金暮らしの私といえど、散髪代3400円が惜しい訳ではないのに、なぜか1ヶ月が早く感じるのもやはり歳のせいかも知れません。そんなこんなで「お父さん今日は北海道から船木さんたちが来るのだから散髪をしてね」と、北海道の来客と私の散髪とは、何の関係もないと思いつつ、昨日は雨も降っていて、孫たちを保育園へ軽四トラックで送ったついでに朝一番で散髪屋へ出かけました。

 奥さんに促されていつもの座席シートに座り、前面の大きな鏡に写った自分の顔をまざまざと見ながら少し増えた白髪や、心持ち薄くなった頭、しわの幾つかに思いをめぐらせました。散髪屋の奥さんがいつもお世辞たっぷり誉めてくれるように、歳の割には白髪も少なく、顔の艶もよく元気なように見えますが、やはり歳は争えないと納得しています。
 忙しいと思っているのか、まだ老人クラブへの入会誘いもありませんが、私の同年齢の人たちの中には、既にゲートボールに出かけお年寄り活動をしたり、老人クラブの会長さんまでしている人もいるようです。散髪が終り男前の上った自分の容姿を見て、「ようし、もうひと分張り頑張ろう」と思いを新たにしました。聞くところによると伊予市街には1200円で散髪をしてくれる安いお店もできているようですが、私は義理もあるので当分は馴染みの散髪屋で男前を上げようと思っています。帰宅後妻が「ええ男になったじゃない!!、惚れなおしてあげる!!」と歯の浮くようなお世辞で誉めてくれました。いつもながら誉めてくれるのは妻だけです。(トホホでした。)

  「一月半 伸びた頭を 気にしつつ 散髪出かけ 男前上げ」

  「何グラム 減ったか知らぬ 頭だが 随分軽く なった気がする」

  「散髪屋 鏡に写る 自分顔 歳相応に 老けてきました」

  「男前 なったじゃないと 妻誉める まんざらでもなく 少しすまして」

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人間牧場

〇自然は凄い

 あれ程寒かった今年の冬も、たった2~3日ですっかり暖かくなり、昨日は3月下旬並みの陽気だと、テレビのニュースで報じていました。私たち人間は寒ければ厚手の洋服を着るし、ストーブを焚いて暖をとりますが、それはほんの小さな身の回りのことで、外気温を下げたり上げたりする気温のコントロールはできっこないのです。そのことを思えば人間の知恵や力は大したことはなく、むしろ化学万能な世の中に見えても、自然の力の偉大さにはいつも感服し、自然に逆らうことなく自然の恵みを受け入れながら生きれるよう、宮沢賢治流「雨ニモマケズ」を実践したいと思っています。

自然が作ったカズラの芸術品

自然が作ったカズラの芸術品

一昨日人間牧場へ東京からお客さんがやって来ました。寒い時期なので早めに出かけ、ストーブに火を入れてお客さんを迎える準備をしました。予定の時間まで少し間があったので、剪定ハサミと鎌を持ち出し、人間牧場周辺のカズラ切りをやりました。カズラの芽はまだ動いていませんが、この時期に根元から切っておかないと、あっという間に木々に巻きつき、枝葉を茂らせて木々を枯らしてしまうのです。カズラの根はでんぷん質が多く葛餅の原料となりますが、大きいのは腕首ほどもあって、鋸でないと切れないようなものまであって、少し難儀をしましたが、少しの間に10本ばかり切りました。

 カズラの茎はカズラ細工にして編めば立派なインテリアにもなりますが、それ程の余裕も趣味もないため無造作に切っていると、根元にまるで人為的に綱を編んだような、カズラの自然芸術品を見つけました。孫たちに見せてやろうと思い、1mほどに切り取ってわが家へ持ち帰りましたが、さも自分が作ったような顔をして、家族みんなに見せびらかしてやりました。ツル系の植物には天気と同じように一定の法則があるようです。普通時計回りとか反時計回りと表現していますが、カズラは私たちが縄をなうのとはどうやら反対のようでした。それにしてもこれが自然の成せる技かと感心するような出来栄えでした。

 見渡せば私たちの身の回りには、人間が理解も説明もできないことがいっぱいあります。木と木が地上でくっついたり、木に宿ったヤドリ木が地上空中で平気で生きていたり、穴を開けて植えたシイタケの植菌から、美味しいシイタケができたり、まあ不思議なことだらけです。凡人の私はこれらを見て、ただただ感心するばかりで説明はできませんが、極力不自然を止めて自然に逆らわず生きていくことこそ肝要だと思った次第です。土を掘り返してみると、地上では芽の動いていない植物も土の中では、春の訪れを知っていて、早くも盛んに根を伸ばしています。ああ自然は偉いなあでした。

  「春近し 牧場周辺 カズラ切る 根元に自然 不思議を発見」

  「人間が 編んだようだと 切り取って みんなに見せる 自慢しながら」

  「土掘れば 草は早くも 新根出し 春が来たぞと 教えてくれる」

  「不自然は 自然の反対 人間は 逆らうことなく 従順生きろ」

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人間牧場

〇人間牧場へ地域おこし協力隊がやって来ました

 先日中予地方局の前神さんから、「25日に総務省の若松さんを知っている人が愛媛にやって来るので、人間牧場へお邪魔したいのですがいかが?」と連絡を受けました。この日はさしたる急ぎの用事もないので、「何をしにくるの?」とも聞かず、「いいですよ、いらっしゃい」と阿吽でOKしました。「内子から回るので若干時間が前後します」と言う言葉に、少し昔のことを思い出しました。私のやったまちづくりが少しずつ形になり始めた頃、急に視察が多くなった時期キがありましたが、それは「松山から1時間圏内の有名な内子へ来たついでに双海町へやって来る」のだと分ったのです。ゆえに私は視察の以来が電話である度に、「あなたは内子へ来たついでに双海町へ来るのですか?」と問いただして相手を困らせていました。相手は笑いながら双海町へ行くついでに内子へ行きます」と答えてくれました。

人間牧場へやって来た地域おこし協力隊

人間牧場へやって来た地域おこし協力隊

 内子が先か双海が先かはどっちでもいいことなのですが、最近は双海町を第一視察目的地に選んで来る人も随分増えてきました。今回の総務省の方は果たしてどっちだったのでしょうか?。
 前神さんと松本さん、それに市役所の担当の方が同行した一行は双海町の地域おこし協力隊の冨田さん、本多さん、伊予市、中山の地域おこし協力隊のメンバー4人でした。10分ばかり遅れて到着しましたが、主目的は地域おこし協力隊の活動状況と今後のあり方を現地で聞き取り調査することのようでした。
 私は1時間前にストーブに火を入れ部屋を暖かくして対応しましたが、地域おこし協力隊の置かれている立場も微妙で、三年間という縛りの中では中々いい方向が見出せないし、任期が終る3年後の定住や自立となると、これまた大きなテーマのようでした。

 平成の大合併で双海町という自治体がなくなって早くも10年目を迎えようとしています。合併時に描いた新しい街への期待は裏切られ、むしろ地域は縮む社会へと移行しています。10年前の活気を取り戻すことはもう不可能ですが、何とかしなければ地域は消え行く運命にあるようです。求められて最後に私の持論であるまちづくり会社の設立に向けて、少しだけお話をさせてもらいましたが、行政の方向が見えてこないジレンマも感じながら、このまま右肩が下がって行くような一抹の寂しさを拭うことはできないのです。
 よそ者といわれる地域おこし協力隊の人は存分な働きをして、私たち土着の馬鹿者にいい刺激を与えてくれています。もう間もなく任務が終る冨田さんの、来年からの身の振り方も気になるところです。

  「開いてるかい? 開いてますよと 返事して 迎える準備 ストーブ火を入れ」

  「何をしに 来るか分らず まあいいか 来てみて分る お粗末私」

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人間牧場

〇子ども体験塾で桜のカズラ切りをしました(その2)

 先週の土曜日に行なった子ども体験塾は、午前中のお魚調理実習と試食に続いて、海岸国道378号沿線に植えられている、桜の木のカズラ切りに挑戦しました。保健センターで合流した父兄の方も参加して、灘町商店街からシーサイド公園横を、亀の森まで一列になって歩道を歩き、20分ほどで現場に到着しました。早速鎌やハサミを持って、桜に巻きついたカズラを切り始めました。道具が悪いのと腕が未熟なため、子どもたちはかなり難儀をしていましたが、それでもバイパス工事で使われなくなった旧道に、蔓延っているカズラを一生懸命切ってくれました。

桜のカズラ切り

桜のカズラ切り

 私たち大人は木に登ったり、カズラを力を入れて引き抜いたりしましたが、この日は少し肌寒かったものの天気もよく無風だったので、作業は大いにはかどり、1時間ほどの作業で10本ばかりの桜や杏に巻きついたカズラを取り除くことができました。私たちの町の海岸線には、もう20年にわたって桜を植え続けていますが、国道の草刈りは土木事務所が業者に委託して、年に一度するものの、桜の手入れは誰もする人がいないのです。心を痛める人もまばらで、ましてや手を入れる人など殆どいないのです。

亀の森の道祖神にて

亀の森の道祖神にて

 私は自分の軽四トラックに鎌と剪定ハサミを常時積んでいて、気がついたり暇があればカズラを切っていますが、一人の力では追いつかないというのが正直なところです。もう間もなく桜前線が日本に上陸します。桜の花を愛でる人は多いのに、桜を育てようとする人は中々見つからないのです。こうして一本でも二本でも誰かが桜に心を動かし、手足を動かすことが肝心だと、昨年から子ども体験塾でカズラ切りを始めていますが、子どもたちの心に桜を愛して欲しいというメッセージは届いたのでしょうか。
 仕事が終って亀の森の道祖神の前にみんなを集合させ、みんなで作業が安全に終ったことを手を合わせてお祈りしました。これも小さな親切です。

 

  「ハサミ持ち 桜巻きつく カズラ切る 子どもの力 大勢ゆえに」

  「来月は 桜前線 上陸す カズラを切った 桜も咲くぞ」

  「植える人 いるが育てる 人もなく カズラに巻かれ 苦しそうです」

  「俺植えた 自慢する人 多いのに 育てた自慢 するは少なし」

体験塾桜3

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人間牧場

〇高知県中土佐町生涯学習フォーラム(その2)

img611 昨日招かれた高知県中土佐町生涯学習フォーラムの、私の出番は10時から11時まで、1時間の基調提案と、11時から12時30分までの1時間30分のパネルディスカッション司会でした。私はこれまでこの程度の役割は何度もこなしているので、どおってことはないのですが、特にパネルディスカッションに、インタビューダイアローグ手法を取り入れて欲しいという、主催者からのたっての要望もあったので、フアシリテーターとしての進め方を、あらかじめ事前にメールで企画書という形で事務局へ送っていました。事務局の市川さんが、その企画書を基に微細な進行コンテを作成してくれていたので大助かりでした。

 基調提案は開会式の町長さんのあいさつで少し押し気味に始まりました。私は今回のテーマが「であう、つながる、広がる個(ひと)から地域(まち)へ」なので、ふるさと教育の必要性と一人の人間としてのライフステージについて話しました。
 1、ふるさとって何だろう(ふるさとが語れなかimg612った三つの過去)
   ・ふるさとは遠きにありて思うもの(室生犀星のふるさと)
  ・この町に住んでいるからこの町のことは何でも知っていると思っているよがり
  ・ふるさとのためにこれまで何をしてきたか
  ・ふるさとは一体誰が守るのか
  ・ふるさとの未来はどうあればいいのか、ふるさとのために何をなすべきか
 2、人間は四つの願望を持って生きている
  ・幸せになりたい
  ・お金持ちになりたい
  ・健康で長生きがしたい
  ・望みを叶えたい
 3、個(ひと)とは
  ・長くもあり短くもある人生をいかに生きるか
  ・思うようにならないけれど思うように生きれる人生
  ・人は学ぶことによって進化する
 4、地域(まち)とは
  ・地域の財産
   人・モノ・風景・人情・建物・自然・景観・子ども・年寄り・技・情報・動植物

 ディスカッションはフアシリテーターとして、インタビューダイアローグという手法を採用したため、5人のパネラーの意見を残文に引き出すことができました。5人5様それぞれインタビューに的確に答えてくれました。

  「仕事終え ホッと一息 同じ道 一人ほのぼの 家路を急ぐ」

  「いただいた 土産のイチゴ 食卓に 孫や皆に お裾分けする」

  「今回も 人の出会いを 重ねつつ 少しだけだが 進化の後が」

  「どの町も 合併十年 はや経つが 強調された メリット未だ」

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人減牧場

〇春を探しに高知県へ(その2)

今日は一日高知県へ出かけます。予定では少し遅くなります。春の話題を楽しみにしておいて下さい。これから準備をして行ってきます。(只今朝4時です)

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人間牧場

〇人間牧場も春間近かです

 このところ朝の気温は氷点下0度程度、日中の気温も10度以下の寒い日が連日続いて、寒さに弱いお年寄りは外に出ることも出来ず、亀が首を縮めるようにひっそりと暮らしています。それでも季節は動きつつあり、人間牧場の梅の花は満開、スモモの木の花芽も、千本桜の森づくり事業の標準木として植えている枝垂桜の花芽も日増しに少しずつ膨らんでいます。
 昨日ふと気がつくと、水平線の家の玄関先に置いている蜜蜂の巣箱の入口付近で、早くも蜜蜂が飛び交い始めていました。この巣箱は人間牧場唯一の越冬した種蜂なので、すっかり嬉しくなり刺激をしないようにそっと巣箱の底の掃除をしてやりました。

新芽を出した川津桜

新芽を出した川津桜

 よく見ると人間牧場のあちらこちらに自生しているツワブキの株間には綿帽子を被った新芽が出てきました。そういえば道の駅の野菜直売所には早くもツワブキが並び始めたようですが、私はもう少し太ってから収穫しようと思っています。
 ツワブキの近くで百合の鮮やかな黄緑色の新芽を見つけました。まさに春の息吹といった感じです。昔は祖母がこの百合根を堀り上げて臼で突いて潰し、片栗粉にして砂糖を加え熱湯で練って、風邪を引いた時等食べさせてくれましたが、今はそんなことをする人もいないようです。
 つい最近は何でも早いことが求められるような早生時代です。特に極早生は重宝され高値で取引されますが、例えば野菜を早く出荷するには自然に逆らって不自然な気候を作らねばなりません。そのために莫大なお金を掛けて施設を作り、燃料で温度を上げなければなりません。いわば極早生は不自然が作るものなので、リスクも高いのです。

 「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」、これはすっかり有名になった交通標語ですが、まさに言い得ているようです。テレビでは早くも早咲きの桜の話題が出始めました。桜は流石に加温はありませんが、寒河江ではサクランボまで加温をして1個千円以上もする高級品を作るのだそうで、いやはや驚きです。
 人間牧場に昨年植えた早生系の川津桜が早くも新芽を出していました。まだ植えて間がないので花はつけていませんが、来年は早春のこの時期に花を咲かせてくれるでしょう。いつの間にか人減牧場界隈では耳を澄ませると、遠く近くでウグイスがまだ下手糞な初鳴きを披露し始めました。もう直ぐ春~ですね。ちょっと気取ってみませんか。

  「春ですね 寒い中にも そこここに 息吹感じる 生きてる証拠」

  「よく見ると 川津桜の 新芽出て 春が近いと つぶやくように」

  「早咲きも 遅咲きもまた 意味がある 自然一番 不自然二番」

  「メバル釣れ 貰った釣果 見ていると 海の中にも 春が来たよう」 

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人間牧場

〇カタクチイワシのお裾分け

 私の家は元漁師です。親父は既に漁師を辞め、跡継ぎになるはずだった長男の私も、体の都合で漁師から地方公務員に転職したため、曾祖父・祖父・父と3代に渡って続いた漁師は廃業となりました。家にはそこここにその頃の名残があって、特に別棟の倉庫を改造して造った海の資料館海舟館には、親父と私が集めた珍しい資料が展示されていて、来訪者は一応に驚きながら見学して帰ります。わが家は鯛網漁師なので、めでたい席には欠かせない当時高価だった鯛は飽きがくるほど存分に食べて育ちました。ゆえに魚でも低価なイワシやアジ・サバ等の方が好きという、何とも庶民的な人間に育っているのです。

 今日の午前中、3月8日に迫った今治市上浦町での長寿社会寿フェスティバルにおける講演の打ち合わせに、南海放送パーソナリティの小林真三さんが見えられ、シーサイド公園のイベントホールでお話をしての帰り、じゃこ天のお店に立ち寄り四方山話をしていると、共栄網から届いた取れたての寒ホータレ・カタクチイワシを一箱いただきました。この時期のカタクチイワシは頬が垂れ下がるほど美味しいことから、ホータレと呼ばれているのです。早速自宅へ持ち帰ると、若嫁の所へ本多さんの奥さんが来ていて、二人にお裾分けをしてあげました。妻は午後と夜仕事があるので、昼食後早速イワシの頭と内臓を取り除きました。イワシは足が早いので、悪くならないうちに処理するのがコツなのです。

 早速今晩はイワシの煮つけと刺身を頂く予定です。明日はこのイワシを冷蔵して天ぷらにしてもらおうと思っています。イワシの処理が終わったころ、今度は下灘の従兄弟からメバルを釣ったので取りに来るよう電話が入りました。もうそろそろメバルのシーズンですが、頂いたメバルは驚くような大きさで、刺身でも十分いけますが、イワシの刺身があるので、鱗と内蔵、それにえらを取って綺麗に水洗いし冷蔵庫に収めました。明日はメバルの煮つけが食べれると、今から楽しみです。
 田舎暮らしはこんなに美味しいものが沢山手に入り、幸せの極みです。今日は妻が3時のおやつにサツマイモを土釜でホッこら焼いてくれました。美味しかったです。

  「ホータレを 一箱貰い 調理する 今日は刺身と 明日天ぷら」

  「寒イワシ 脂が乗って 見るからに 美味そうだと 思いつ調理」

  「メバルまで 頂き贅の 極みなり 今日も明日も 幸せ実感」

  「土釜にて サツマイモ焼く 香ばしい 香り室内 漂い食欲」

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人間牧場

〇人間牧場は梅の花が満開

 「東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」は、ご存知学問の神様として知られる菅原道真の有名な歌です。「春になって東風が吹いたなら、その風に託して配所の大宰府へ香りを送ってくれ。主人のこの私がいないからといって咲く香りを忘れるな」という意味ですが、今年も人間牧場の梅畑の梅が綺麗に咲きました。この梅は花を観賞するために植えたものではなく、実を食用として採集するために植えているので、これまでは殆ど花を愛でることもなく人知れず咲き、人知れず散っていました。推し量るにこれまでの私には、花を楽しむ余裕がなかっただけのことなのです。

人間牧場の梅畑

人間牧場の梅畑

 昨日私は人間牧場へ杉の木の枝打ち作業に出かけました。こちらでは東よりの風を「こち」とも言いますが、普通は「くだり」が吹くと言います。このところの気象は異変とでもいうのでしょうか、真冬のなのに西高東低ではなく北高南低の気圧配置で、等圧線が横縞型になって日本列島の南を南岸低気圧が次々と通り過ぎ、そのため東京や関東以北に思わぬ大雪を降らせているのです。このところ毎日のように天地を揺るがすような「大くだり」の風がふいています。「くだり」の風は北西の季節風より寒さが堪えるようで、菅原道真の心寂しい心境を慮るようでした。

P1060515 枝打ち作業を終えて樹間から、今まで見えなかった直ぐ下の梅畑がよく見えるようになりました。見るとまあ綺麗な梅の花が咲いているではありませんか。更に目ではなく鼻を澄ませると、何ともいえない梅の花の甘い香りが漂っていました。春来ぬと目にはさやかに見えねども、梅の木も道端の雑草もちゃんと春の季節到来を知っているのです。こんな綺麗な梅の花をひとり占めするのは勿体ない話ですが、近々今月末にやって来る北海道オホーツク寒気団の船木さん一行にも自慢して見せてあげたいと思っています。

 人間牧場の自慢の種がまた一つ増えた感じがしました。この花が3ヵ月後には青梅となるのですが、どちらかというと花より団子ならぬ花より梅の実だった了見の狭さをを少し反省をしながら、まだ蕾の梅の一枝を切り取って、自宅へ持ち帰り一輪挿しに挿して楽しみました。長い人生をあくせくと生きて来ましたが、どうやら私は日本人であることや自然豊かな田舎に住んでいること、季節を楽しむことをいつの間にか忘れていたようです。「そうだ私の目と心で生きていることを実感するような原風景を写真で再現してみよう」と思い始めました。安物のデジタルカメラゆえどこまで迫れるか分りませんが、とりあえずとっておきの100枚を目指そうと思っています。

  「梅畑 いつの間にやら 春が来て 満開花を メジロ嬉しく」

  「うわー綺麗 思わず梅の 花を見て 心で叫ぶ 心境変化」

  「この寒さ ものともせずに 種蜂は 早ブンブンと 蜜を集めに」

  「牧場の 界隈自慢 デジカメで 撮ってストック 100枚程度」

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人間牧場

〇下灘駅にやって来たフランス人記者

 数日前香川県高松市の高松駅前にある全日空ホテル総支配人の一色さんから電話が入りました。聞けばフランス人の記者が政府の招きで来日し、日本を取材旅行していて近々下灘駅を訪ねる予定なので、同行説明をして欲しいということでした。早速窓口となっている香川県丸亀の夢中人代表尾崎美恵さんから詳細なスケジュールのFAXと電話が入りましたが、地域事務所の松本さんに電話を入れ珍しい機会なのでお誘いをしました。一色さんの話によるとフランス人のクロード・ルプランさんは雑誌の編集長をしていて、フランス国立東洋言語文化研究所を卒業していて日本語が堪能だと聞いて一安心でした。

フランス人記者とともに(冨田さん撮影)

フランス人記者とともに(冨田さん撮影)

午後5時30分の約束でしたが、私はこの日人間牧場でコンニャク芋の植え付けと、杉の木の枝打ち作業に出かけていたので、少し早い5時に下灘駅に到着しました。おっつけ松本さんと地域おこし協力隊の冨田さんもやって来ました。間もなく県庁職員や通訳、それに尾崎さんとクロードさん一行も小さなマイクロバスで到着しました。流暢な日本語で聞かれるまま駅界隈のことをお話しましたが、尾崎さんからクロードさんが出版した英文の一冊の本を見せてもらいました。そこには下灘駅の写真と列車地図が英文で既に紹介され載っていました。

 どういう経緯で下灘駅を紹介したのかは定かでありませんが、若い頃この駅に列車に乗って降り立ち、感動したようでした。今回の来日の際も下灘駅を再訪するのが楽しみだったようで、既に売り切れている前回の本のようなものを近々出版する予定のようでした。
 この日はあいにく曇り空で未明には雨になる天気予報だったので、自慢の夕日は見れませんでしたが、マッチ箱のような小さな列車が駅の構内に入る姿を興味深げに、同行のもう一人の記者さんとカメラを向けて撮影していました。「記者が汽車を撮る!!」なんで面白い光景でした。
 下灘駅は何もない、ゆえにシンプルで魅力があるのかも知れません。20年前この駅に魅せられて夕やけプラットホームコンサートを多くの反対を他所にやった、あの頃が懐かしく蘇りました。

  「外国の 記者がわざわざ 駅取材 何もないから シンプルでいい」

  「有名な 外国記者と 聞いていた 色々聞かれ 色々答え」

  「異文化に 触れて心に 火が灯る 国は違うが 想いは一緒」

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