人間牧場

〇自慢の夕日

 先日倫理法人会のモーニングセミナーに出かけた会場で、参加者と名刺交換をしていたら、「私もあなたと同じように太陽が好きで色々な写真を撮っています」と、手持ちのアイパットの大きな画面で、自らが撮影した朝日や夕日の写真を矢継ぎ早に指で移動させ、さも自慢そうに見せてもらいました。その人は太陽がもたらす不思議なパワーを実感しているようで、勿論私もそのことに異論はなく、大いに同感してしまいました。

11月27日シーサイド公園で撮影のダルマの夕日

 そこまで言われると、自称夕日博士の私も黙っている訳にもゆかず、幸い数日前にふたみシーサイドで撮影した、夕日の写真が手持ちのデジカメにまだ残っていたのを思い出し、スイッチを入れて呼び出し、自慢の夕日の写真を何枚か見せました。アイパットの大きな画面にも、写真を撮影する技術にも私は負けていましたが、ダルマの夕日を写した画面迫力は、多少私の写真の方が勝っていたようで、その人は是非双海の夕日を撮影に行きたいと話され、何時どんな場所がいいかゆっくり教えて欲しいと懇願されました。

 私が夕日のことをよく知っていると思っているのか、多くの人が「夕日を見るには何時どんな場所がいいのか教えて欲しい」とよく聞かれます。「夕日は気まぐれ者で、何時どんな場所で」と聞かれても答えようがないのですが、とりあえず私の知っている知識を基に、見所と特徴をお話しするのですが、デジカメに納めた何枚かの写真を見せるのが、やはり一番かも知れないとふと思いました。私のパソコンには無数の夕日の写真が収められていますが、その中からセレクトして、一枚のSDメモリーカードに内蔵してカバンに忍ばせておけば、自慢の夕日が居ながらにして見せることができるのです。

私が「メダカの卵」と名付けた写真

私にはその技術がないので、早速息子に頼んで作業をしてもらおうと思っています。最近「メダカの夕日」と私が名付けた一枚の写真を、写真絵葉書にして友人に出したところ、えらい感心して返信してくれました。多分この写真はどこかの空港のポスターを、私が転写したものと思われますが、残念ながら覚えておらず、著作権にひかかるといけないので、ごく身近な人にしか出していませんが、この一枚も私にショックを与えた夕日の写真の一枚なのです。

 

 

  「自慢され それなら俺もと 自慢する 夕日の写真 デジカメ使い」

  「アイパット 文明の利器 使われて これじゃ勝負に なるはずもなし」

  「私もね 夕日の話 取り持って 見知らぬ二人 立ち話する」

  「一眼を 買いたいけれど 金と腕 なくてデジカメ 甘んじ生きる」

降臨とでも言うべき夕日の写真も一味

 

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