shin-1さんの日記

○人間牧場次の目標

 「お父さん、次は何にするの」と、人間牧場を作る時「私を撒き込まないで」と言ってた妻が、どう心境が変化したのか言うのです。かまど小屋が完成し思わぬ出費で懐が空になったという私に、「お父さん、もうすることはないよね」と言ってた妻とは偉い違いです。今では知人友人に「いいかまどができたのよ」と自慢している姿を見ると、どうやら妻を完全に巻き込んでいて、私の作戦は成功しているようです。

 さて、水平線の家・ロケーション風呂・農場・ツリーハウス・赤トンボの家・かまど小屋と続いた人間牧場の5年整備計画は目標通り一通り終息を見ました。これらの活用プログラムも既に始まっていて、いい雰囲気でスタートが切れました。

若松進一ブログ
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 妻が言うように「次は何」と仲間から尋ねられますが、ほんの小さなツリーハウスと炭焼き窯を作りたいと思っています。ツリーハウスも炭焼き窯も投資金額は各1万円程度、つまり限りなくゼロに近いもので、手造りです。ある意味人間牧場の調度品程度、ベニヤ板一枚程度の広さを想定しています。

 ツリーハウスは人間牧場の枝分かれした杉の木を使いたいと思っています。まあ木の上に犬小屋が乗っているようなイメージです。炭焼き窯は苗床の直ぐ横の畑の斜面を掘って半地下にしたいと思っています。まあ畑の隅に小さなゴミ焼却場を作るようなイメージです。耐火レンガなどを使うと高くつくので、ホームセンターで安いコンクリートブロックを買ってきて周囲を囲い天井は鉄板を使いその上に土を被せるという構造です。私は絵心がないので上手く頭に浮かんだことを絵にすることはできませんが、絵にするとより具体的に夢が膨らむので、いつものことながら今朝絵に描いてみました。笑わないでください。

 この計画は今年の目標である人間力向上のための10の力のうち「⑨企画力」です。願わくばこの二つのささやかなプロジェクトは今年いっぱいを目途にしたいと思っています。さて上手くいくかどうか、まあ何でもそうですが、こうして夢を頭の中に描いている間が楽しいのです。私の発想は全てこのような手法でやって来ました。夕日も、シーサイド公園も、人間牧場も色々と夢の絵を描き自分の部屋の壁や天井にに貼りつけイメージトレーニングするのです。そうすればいつか夢は叶うのです。

 妻が「父さんはやることなすこと少年のままだね」と笑いながら言いますが、「お父さん、次は何をするの」の「何」が少しずつ見えてきたようです。


  「次は何? 突然妻が 聞いてくる しめしめ俺の 作戦当たる」

  「下手糞な 絵でも自分の 夢描く 実現するなら これもまたよし」

  「絵も描けぬ 歌も歌えぬ 俺だけど 夢は沢山 あり過ぎ困る」

  「これからは 金をかけずに 自らが 鋸と金づち 使って作る」

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shin-1さんの日記

○薪割り終わる

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(薪割りを始める前のクヌギの木)

 軽四トラックに2台も人間牧場に運び込んだクヌギの木の山を見て、はてさてどうしたものか思案しました。生木な間に処理をしなければ割りにくいことも長年の経験から分っているものの、一人で割るのには少々多過ぎるのです。でも今年の目標達成のために掲げた「人間力向上のための10の力」の中に、「②行動力」というのがあるので、まずそれを人に頼らずやってみようと決意して、前日の午後から昨日にかけて始めました。

 年末年始に温存していた体力を生かして、最初の一日は面白いように仕事がはかどりました。しかし作業が進むにつれて、マサカリを振り上げる力が衰え始め、特にクヌギの根元である大きな木や、小さい木、それに節くれだった部分は何度マサカリを入れても跳ね返され、難儀が続きました。

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(勢いよく燃える枯れ木)

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(今回の薪割りに使った大きなマサカリ)

 こんな倍は気分転換とばかりに、夏の間畑の隅に集めていた杉の枯れ木を集めてたき火をしました。昨日は風もなく穏やかだったので枯れ木は勢いよく燃えるのですが、この枯れ木は畑の一番下にあるため急な坂道を持って上がるのは大変で、火が燃え終わるのを見計らって10回ぐらい運び燃やしました。お陰で春から夏にかけて草を刈る時邪魔にならないで済むように片づきました。

 昼ごろ私が農地を貸している稲葉さんがトラックで様子を見にやって来ました。稲葉さんは途中わが家へ立ち寄って、私が薪割り作業をしている旨を妻から聞いたのだそうです。妹の経営するくじらというお店で買ったたこ焼きを2パック持参していて、休憩がてら二人で食べました。妹からの差し入れ稲荷寿司も届いて、これで昼休みを返上して作業を続行できると内心喜びました。

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(稲葉さんと四国犬の「からし」)
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(樹齢50年生のクヌギの一番大きな根元)

 稲葉さんは畑仕事の友にするため、つい最近軽四トラックと四国犬の犬を手に入れたそうで、車の中から元気な子犬が出てきました。猟犬とかで名前を聞いて思わず吹きだしてしまいました。稲葉さんの畑では昨年唐辛子が大豊作で、病害虫や鳥獣被害に遭うことなく収穫したようで、私にもおすそ分けを何回かいただきました。その名前にちなんで「からし」と命名したそうです。猟犬なのでいずれ気性が激しくなれば「唐辛子」と「唐」を冠につけるかも知れない笑っていました。

 黙々とただひたすら薪割りを続けた結果、手が少ししびれてきました。また割り木が勢いよく飛んで来て足にも当たり、思わず顔をしかめるほどの痛さにも出会いました。さらに軍手をした手の平に豆のような異変が起こりつつある傷みも自覚し始めましたが、スピードを緩めながら、何とか午後4時過ぎに、薪割りの土台に使った大きな切り株を割って、ついに全てを割り終わりました。

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(割り終わったクヌギの木)
 自分の目の前にうず高く積まれた割り木の山を見て、凄い仕事量をこなした満足感に浸りながら、周辺を片づけました。この年齢にしてこの仕事量です。昨日一日の「②行動力」で、右肩下がりのように思っていた体力も少し自信のようなものが復活したような気がして、どこか清々し感じがして嬉しくなりました。

 薪にした割り木はこのまま天日で乾燥して、今月中に前回と同じように軒先に綺麗に積み上げたいと思っています。軒先に薪を積んだ風景がこれまた人間牧場の田舎らしさを演出すると、今から楽しみにしていますが、薪積みは前回同様人介戦術なので浜田さんに協力いただきたいと思っています。

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(今回の薪割りの記念写真です)

  「長靴が 足を守って くれました 怪我なく終わり ホッと一息」

  「体力が 右肩下がり 思ってた 仕事なし終え 少し自信が」

  「この薪で ストーブ・かまど 風呂・たき火 燃料確保 昔に戻り」

  「昨晩は 疲れていたか 床につき 妻の存在 気づかず眠る」

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