shin-1さんの日記

○テレビに出ちゃいました

 「ほっといてくれ」と言いたいのですが、「あなたはラジオ向きの顔をしてよくテレビに出ますね」と言わんばかりの温かい反響で、早速今日のテレビ番組出演の反応が早くもメールに入って来ました。

 「今日何気なくテレビを見ていたらあなたが出演をしていて驚いた。元教育長と言っていましたが、いつ辞められたのですか」とか、「中学校の職員室でテレビを見ました」とか、「おっしゃるとおり受験生を抱えたわが家も、冬の寒さと同じように憂鬱な季節を迎えています。家族みんながピリピリしてゆとりのなさを感じます。今晩は学校から息子が帰ったら、今日のテレビのことを家族で話したいと思います」などなど反応は様々ながら、撒き餌に少しずつ魚が集まって着ました。

 テレビを見た人の話をしましたが、見てない人のために少しフォローしておきます。今日の番組は「ふれスタえひめ」という昼前11時30分からのNHK番組です。主婦からの質問に答える形でその問題点や解決策について、僭越ながら私がショートコメントをしていくのです。今日のテーマは「受験生を持つ親の悩み」でした。導入では受験は出来るだけいい学校に入学させたいと願う親と、自分の好きな学校に行きたいと受験に落ちることを想定した逃避型の子どもと、学力を数字でシビアに評価し落ちたら学校の責任だからとワンランク下を狙わせる先生の、3者の思惑が微妙にからんだ問題です。

 高校に進学したが部活も勉強も上手く行かず迷っている主婦からの質問の中から拾い出した問題点を①親の希望が優先されて進学校を決めたのがいけなかったのか学校が嫌になった。②親子の反目が始まったがその対応。③勉強と部活の両立の仕方。④家でダラダラ過ごす時間が長くなった。の4つに整理をしてコメントしました。

 「もしあなたに解決策を求められたらどうするでしょう」。今回はあえて私のコメントは紹介せず、今日テレビを見ていない人には自分で考えてもらうことにしました。もしいい解決策があればメールを下されば幸いです。

 テレビの生出演は中々緊張するもので、カメラが回りだすと思っていることの半分も言えないものです。それでも少し馴れてアドリブでしのげるようになりました。それにしてもアナウンサーは偉いです。話す内容をまとめ時間通りに終わらせるのですから・・・・・。見習いたいものです。

  「ラジオ向き顔した私が生出演昼飯前に何たることぞ」

  「テレビ見たメールが届く昼下がりダビングビデオ見ながらしもた」

  「指折って入試の嵐去るを待つわが家は嵐去り行きさびし」

  「どの家も順風漫歩行かぬもの悩みあるから喜び多し」

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shin-1さんの日記

○タオルを着こなす若者たち

 わが家の脱衣場には何本ものタオルが洗濯され定位置に置かれています。タオルの収納でその人の清潔感が分かるといわれるほど、主婦にとってタオルは洗濯の対象物として大きな位置を占めているのです。毎日家族が使うタオルは半端ではありません。救いなのはアイロンを当てないで済むくらいです。

 朝顔を洗って顔と手を拭く、トイレから出ると手を洗って拭く、水仕事をして手を拭く、ふろに入ると身体を洗う専用のタオルで洗い、出ると大きなバスタオルで体全体の汗や水気を拭き取るなどなどタオルは私たちの生活になくては鳴らない存在なのです。そのためでしょうか、盆や正月には買い物をする馴染みの店はささやかな感謝の気持ちを込めて、自分の店の名前を刷り込んだタオルを粗品として出して喜ばれています。ある主婦はこんな時代遅れの粗品に『何だタオルか」といいたげに、拒否をするといいますから世の中分からないものです。妻に言わせればタオルは何本貰っても重宝で、洗い晒しで古くなればお下がりして雑巾にもなるし、おすそ分けのお礼にしても喜ばれるしと言っています。粗品拒否の主婦と私の妻、どちらも女性なのですが私は妻の方の意見に分があるように思うのです。

 最近タオルが見直されてきました。若者たちが何か作業をするとき器用に頭に巻いて帽子の代わりをしています。ある意味で格好よいので私も昨年の夏人間牧場の作業で見よう見まねやってみました。若者のような格好よさはないと思いましたが、これが案外涼しく頭にフィットしました。今年の夏は絶対あの格好をしてやろうと心に決めています。

 今年の冬は人間牧場にもうっすら雪が積もり寒かったのですが、畑仕事ではもっぱらタオルを首に巻いて仕事をします。首筋が温かいし草や土の侵入を防ぐだけでなく汗だって拭けます。昔の人はタオルを腰に吊るして作業をしていましたし、鉢巻や冬の頬被りは田舎のおじさんの代名詞のようでした。

 今やタオルはファッションです。様々なデザインのカラフルなタオルが登場しています。近くに今治という全国有数の産地があるからタオルは否応なしに暮らしの中に溶け込んでおりますが、このタオル業界も景気のよいころ賃金の安い東南アジアに進出して、今は逆にその東南アジアが競争相手になるというかつての日本とアメリカのような関係になり、業界全体の大きな問題となっているようです。

 私には黄色いお気に入りのマイタオルがあって、何かにつけてこのタオルを使います。自分の身体にフィットする何かを持っています。イベントの時は必ずこのタオルを首に巻く習慣が身についています。そのタオルも『お父さんもうそのタオル止めたら」と妻に言われますが、くたびれたタオルの行く末は雑巾か車洗いしかありません。もう少し働いてください。黄色いタオルさんご苦労様。

  「ひいふうみい干したタオルを数えると何と多いか洗濯干し場」

  「風呂上り妻の差し出すバスタオルふかふか拭い体休まる」

  「お気に入りタオル首巻きよし行くぞ野良の仕事の気構えだけは」

  「車拭くタオル見覚えあの店でガソリン入れて貰いし一枚」

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