人間牧場

〇今年の切り干し大根づくりは大失敗
 毎日外干しをする洗濯物もそうですが、天気に左右されるため、妻は毎日天気予報を見ながらやっています。私も畑仕事や草刈り作業などは週間天気予報を頭に入れ、スケジュールの合間を縫って組み立てています。

 特に一年一度のこの時期にしかできない大根切り干し作りは、お天気が頼りで冬場太陽が除かないわが家では北西の季節風が吹く日を選ばなければなりません。ところが今年はその目論見が大きく外れ、この1週間は菜種梅雨と呼ばれる前線が日本列島に横たわり、連日の雨で、真っ白な大根短冊が少し変色して満足のいく結果が出ず、大失敗に終わりました。

 天気を見て外に出したり東屋に入れたり、忙しく世話をしたものの水の泡です。それでも昨年の夏から秋にかけて少雨状態で水不足が心配されていたので、水量確保にはいい雨でした。あちらを立てればことらが立たずです。

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〇赤いジャガイモの植え付け
 新居浜の親友後藤田さんから、赤いジャガイモが送られてきました。どんな味がするのか食べてみたい気もしましたが、折角だからこのジャガイモを種芋にして育ててみたいと思いました。

 私は毎年男爵とメークイン、それにキタアカリという3種類のジャガイモを作っていますが、男爵とメークインは北海道鵡川町の親友菅原さんが毎年秋に晩生くれたのを大事に保管して種芋にして育てています。

 後藤田さんから送られて来た赤いジャガイモを植えようと1週間前から思っていたものの、スケジュールが立て込み、加えて菜種梅雨のような雨にたたられ、時機を逸してしまいましたが、まだ遅くはないと思い昨日植えました。

 種芋を植えた上に黒いビニールマルチをかけたので、間もなくわが家の菜園にも太陽が照り始めたので、挽回して育ってくれるものと期待をしています。季節は冬から春へと動き始め、草の地下茎も活発になりました。春はそこまで来ています。

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〇忘れられない1974年2月26日という日
 年齢を重ねるとこれまで生きてきた79年の過去年齢の諸々の記憶が曖昧になり、特に数字と出来事が一致せず、体内の勘ピューターで思い出そうとしますが、かなり時間がかかるようになりました。

 それでも1974年2月26日のことは忘れることはできません。この日妻の実家である八幡浜の義母から電話が掛かってきました。妻は自分の出身地の八幡浜市立病院にお産のために入院していましたが、この日無事女の子を出産したとの知らせでした。

 教育委員会で社会教育をしていて忙しく、あいにくお産には立ち会えませんでしたが、義母の電話によると「元気な女の子の赤ちゃん」だったようです。「早速考えていた名前を、役場職員で懇意な達筆な人に頼み、墨字で奉書に「命名 若松一子 昭和47年2月26日生」と3枚書いてもらい、一枚は家の神棚に、一枚は妻の実家に、そして一枚は妻の入院している八幡浜市立病院病室の妻に渡しました。

 「もっと女の子のような可愛らしい名前が良かった」と、多少いぶかしい顔をして文句を言われましたが、「これで役場に届けて籍を入れる」とわがままを通しました。以来幾星霜、保育所、小学校、中学校、伊予高校を経て、県立医療技術短期大学、徳島大学と進み、晴れて看護師と助産婦の資格を得て県立中央病院助産師となり、働きながら結婚、2人の子の出産育児を経て現在に至っています。

 今日の朝妻が「誕生日おめでとう」と電話で祝意を伝えていましたが、長女も52歳になりました。若かった私たち夫婦も5人の孫からはおじいちゃん、おばんあちゃんと言われる年齢となりましたが、それなり、そこそこの幸せを感じながら田舎で穏やかに生きています。忘れかけていましたが、私たち夫婦にとって1972年2月26日は忘れられない思い出の日なのです。

 

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〇ベンチこぼれ話(その1)
 双海町ジュニアリーダー会が造り始めたベンチが9個出来上がり、やっと昨日みんなが集まり念願の設置が出来ました。このプロジェクトで造ったベンチの中でもとりわけ出来のいいベンチを、シーサイド公園・夕日のミュージアムの屋上へ置いたらどうかという話になりました。

 シーサイド公園には幸福の鐘の前に置く白いベンチと合わせて2個になりました。屋上に設置した素敵なベンチのハート形のくり抜きからは恋人岬のモニュメントが見えるように設置しましたが、昨日スマホ内蔵のカメラで撮った写真をよ~く見ると、ハートが人の顔のように見えました。
 離岸堤が眉毛、モニュメントが鼻のようにも見える新しい発見でした。ベンチは色々な人が色々な思いを巡らせて座ります。スマホの普及した現代なので、こんな遊び心で楽しいことが拡散するといいですね。楽しみが増えました。

 

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〇久しぶりに兄夫婦を訪ねる(その④)
 妻の実家は八幡浜の港近くにあります。長兄夫婦がなくなり長男も東京で働いているので実家は空き家なのですが、同じ敷地に次兄夫婦が住んでいるので、墓参りや時々立ち寄ります。

 昨日も三崎半島を巡る所用で出かけたついでに立ち寄りました。私より3歳年上の次兄もそれなりに元気ですが先年車の運転免許証を返納したので、遠出することもなくのんびりと過ごしています。

 次兄の嫁である姉は昨年レクバレーに参加していた折、腰から転んで骨折してしまったそうで、やっとコルセットが取れたもののまだ腰の具合が思わしくないとのことでした。日頃はボランティア活動や趣味活動も多く元気な姉ゆえ、早く良くなってほしいと願うばかりです。

 年齢を重ねると怪我をすれば治る速度が遅いことは私自身が実感していますが、ケガや事故はいつわが身に降りかかるか分かりません。健康に感謝し、健康が持続できるよう注意をしながら筋力・知力を鍛えたいものです。

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〇一足早く春を探しに三崎半島へ(その②)
 三崎半島は祖母のふるさとが旧瀬戸町小島、妻の母親のふるさとも旧瀬戸町大久とあって、三崎半島を訪れる度に胎内に宿るDNAの影響でしょうか、2人とも三崎半島が大好きで、友人や知人も沢山いるため何故かいつ訪れても心がときめくのです。

 旧瀬戸町三机には元商工会経営指導員をしていた旧友の奥山さんと、そこへ妻の八幡浜高校出身の同級生が嫁いでいて、これもまた不思議なご縁で、長い付き合いが続いていますが、今日もお家を訪ね、請われるまま図々しくも上がり込んで少しの時間お茶を飲みながらお喋りをしました。

 伊方町役場に勤める長男さんはこれまたその昔まちづくりセンターへ出向していた折知り合った旧知のご縁があって、在宅中だったので、声を掛け合いました。その後奥山さん宅を出ての帰り道。二見のくるりんの丘の風車と満開の河津桜を見に立ち寄りました。今日は風が強く風車も羽音を立ててグルグル回っていました。河津桜も満開でした。

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〇伽歳の宅配便No.2
 今日も朝から雨が降ったりやんだりのあいにくの天気ゆえ、予定していた畑の植え付けが出来ず、家の裏に行ってみると、シイタケのホダ木にシイタケが生えていました。このところよく降る雨と急激な温度上昇で、シイタケが驚いて顔を出すようになりました。

 最近スーパーなどで売っているシイタケの殆どは菌床栽培のシイタケが多く、匂いが少なく、ホダ木栽培のシイタケが少ないので、「そうだ、先日クヌギの苗木を植えに行った「もにこど2」の草間さんにも、このシイタケを届けてあげよう」と急な思い付きで、菜園の野菜を見繕って添え、車を走らせました。

 国道から山道に入り農免道路を走っても車で30分ほどかかりますが、11時ころに到着し、野菜を手渡し雑談をしながらお茶を一杯いただいて元来た道を引き返しました。無農薬野菜と言いながらレストランに野菜を持って行くなんて非常識な話です。まかない料理にでも使って欲しいと思っての思い付きでした。

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〇県立松山工業高校学校評議委員会
 私は請われるまま由並小学校、双海中学校、松山工業高校と小・中・高3校もの学校評議委員会の委員を長年やっています。小学校は子どもや孫が卒業した学校、中学校は昨年まで息子がPTA会長をし、中2の孫が通う学校、そして高校は3人の息子が卒業し、私も8年間PTA会長をした学校と、それぞれ関りは違うものの、愛してやまない学校なのです。

学校評議員会とは言っても年に2回会議があるのみで、入学式や卒業式それに体育祭や発表会、創立記念日などに来賓として出席するくらいで、大したお役には立っていませんが、それでも長年携わっていると言いたいことも沢山あって、会議の度に少し辛口の発言をしてお茶を濁しています。今日は午後3時から今年度2回目の委員会があって出席しました。

 学校の昨日今日はそんなに変わった様子はないと思いますが、建物もそれぞれ立派になったり、新型コロナで自粛していた活動も1類から5類に引き下げられたこともあって、やっと日常に戻ったという雰囲気でした。新型コロナが後押しいて学校も一気に情報化が進み、一人に1台のタブレットが用意され、授業の仕方が一変してるのには驚いています。

 長年委員をやっているのでもうそろそろと身を引くことを決意してい出かけましたが、俳諧のあいさつで、学校側から「よろしければ来年度も引き続き」と再任のお願いがありました。どうしたものか思案中です。

 

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〇伊予路に春を呼ぶ椿さん
 例年寒い日の椿さんですが、今年は16日(金)・17日(土)・18日(日)と曜日の並びもお天気も良く、大勢の人で賑わったようです。17日(土)午前中学校評議委員をしている由並小学校の学習発表会、午後からは人間牧場でのジャガイモ植え、港の見える丘のクヌギの苗木植えと、立て込んだスケジュールを終えて夕方5時過ぎに帰宅しました。

山門の前にて

すると妻から、「椿さんへお参りに連れてって」とせがまれました。疲れていたしどうしようか迷いましたが、「よーし行こう」ということになり出かけました。裏参道入口付近の知人宅に車を止めて少し長い距離の参道を、両側に出展している屋台店を除きながら山門まで歩き、人混みに身を委ね本殿で家内安全・無病息災を祈りました。

 かなりの人混みだったのではぐれないよう妻は私の腕を握ってのお参りでした。途中知人に何人かで会いましたが、腕を組んで歩くように見えたのか「仲が良いですね」と冷やかされました。気恥しいので「いえいえ歳を取ると介護のつもりです」と冗談を言いながら、無事参拝を済ません、折角だからと近くの星が岡温泉に立ち寄り、温泉で疲れを癒しました。神様の前でお願いするような望みはありませんが、ただ無病息災で家族が日々幸せでありますよう祈りました。

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〇人間牧場の河津桜が満開です
 春は何といっても花の季節です。特に寒かった冬をものともせず咲く水仙と菜の花は、今や双海町の代名詞のように言われ、多くの人が花見に訪れています。

 そんな中港の見える丘には水仙が咲き乱れ、最近になって人間牧場も千本桜の森づくりの標本木として植えた河津桜が満開を迎え、一昨日ジャガイモを植えにやってきた子どもやスタッフは居間が満開の梅の花とともに一足早い桜の花を楽しみました。

 もう間もなく枝垂れ桜やスモモの花が咲いて、人間牧場が一番美しい時期を迎えます。忘れてはいけませんがそこここに藪椿の花も咲いています。楽しみです。

 

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