人間牧場

〇いい文章を書くには・・・(その2)

 私は若い頃といっても中年となった32歳から42歳まで、公民館に勤めながら町の広報を10年間担当しました。勿論その頃はパソコンやインターネットも普及していない時代でしたから、原稿書きは鉛筆と消しゴムが道具で、何度書いた原稿を書き直したり原稿用紙を悔みながら破ったことでしょう。当時は公民館主事という忙しい仕事に加え、月2回の発行は超人ともいえる忙しさでした。

 私の書斎の書棚には10年間殆ど自分が書いて印刷発行した広報「ふたみ」が、タブレット版ファイルに綴じられて保存しています。広報に「こちら編集局」というコラムで書いた記事は、42歳の厄逃れとして自費出版した「町に吹く風」に収められていますが、誤字脱字ありの足跡はまさに汗顔の思い出です。

「いい文章を書くにはどうすればいいか」、これは私の長い間の懸案で、毎日2本のブログを書いている今も、その奥の深さに戸惑いながら書いています。昨日ネットで「上手い文章を書くコツ」という文章を読み納得しました。
 ①ゴールから逆算して必要なことを書く。
 ②文章を削る習慣を持つ。
 ③接続詞にまで気を配る。
 ④あいまいな表現は使わない。
 ⑤使えそうなフレーズをストックしておく。

 なるほどと納得しながら読みましたが、さりとてこの5つに注意すればいい文章を書ける保証はどこにもありません。最初は自分の日々の暮らしの出来事を、自分の日記のつもりで書き始めたブログですが、いつの間にかfacebookにリンクして公表するようになると、少なからず愛読者も増えて、読む人を意識するようにもなりました。これからもタイムリーな話題を取り上げ、いい文章を書く努力をしたいものです。

「いい文章 書こうとするが 奥深く 浅学菲才 書けずに今も」

「読む相手 意識し過ぎる 文章は どこかおかしい よそよそ過ぎて」

「文章は 記録に残る 良い悪い だから気をつけ しっかり校正」

「9年も 前の写真や 書いた記事 ブログ出回り 汗顔至り」

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