人間牧場

〇デカムラさんを訪ねる(その3)

 通称デカムラさんは、ミニFMの仕事もしているようです。私の家を訪ねた直後だったので、私の話が余程面白かったのか、「ミニFMに出てください。」と頼まれてしまいました。出演するといってもデカムラさんのお店で録音収録し、その音源をネットで送るだけなので、スタジオ入りすることもないので簡単に引き受けてしまいました。わが家の見学に来たデカムラさんに「午後1時過ぎにお店で」と言われたので、天気も良かったことから妻のママチャリで出かけました。

デカムラさんのお店

妻のママチャリでサイクリング

人力で掘った昔の通称通り穴
風化したインディアンカヌーの残骸

 最近は毎日1万歩を歩いたり、自転車でウロチョロすることを意識的にしているので、早速3km余りの道を歩道を中心に走りました。灘町、城の下、小網の集落を通ると、顔見知りの人と出会い、「まあ珍しい、お元気ですか?。自転車でどちらへ!!」と聞かれる度に自転車を止めて立ち話をしながら進みました。沿道の桜もまだ満開ほどではありませんでしたが、海から吹いてくる磯の香りのする春風を受けて、爽快そのものでした。

 デカムラさんのお店で彼と向かい合って座り、早速20分ほどの話を2本、聞かれるままに話をして収録は無事終了しました。帰り道は通り穴のトンネルを抜け、今は国道整備工事の折に潰している通り穴という人力で掘ったトンネル跡を見学したりしました。付近に見慣れた私の持っているのと同じ型のHさんのインディアンカヌーを見つけました。野ざらしにしていたため紫外線や風雨にさらされ、風化が激しくもう使えなくなっていましたが、かつてこのカヌーと私のヌーで沖合に浮かぶ青島まで行ったことを懐かしく思い出しました。

「ママチャリで デカムラさんの 店訪ね FM収録 大いに語る」

「心地よい 潮風受けて ただ一人 サイクリングを 楽しみました」

「あちこちで 出会った人と 立ち話 自転車停めて 方言丸出し」

「通り穴 インディアンカヌー 見覚えの あるマーク見て 懐かしくなる」

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