人間牧場

〇夏空に入道雲

 西日本を中心にして、甚大な被害をもたらした7月豪雨から1週間が経ちました。泥沼のようだった畑もこのところの、35度近くになる連日の真夏日でかなり乾いて、そろそろ水が欲しい感じがし始めてきました。降ったら降ったで心配でしたが、天気予報だと当分の間は雨の降る気配もないので、菜園の畑に朝晩水を灌水するホースも準備しなければならなくなりました。

人間牧場に出かけ沖合に目をやると、空も海もすっかり夏空に替わり、水平線の上には大きな沸き立つような白い入道雲が勢いよく湧いて、元気を貰うような感じがしています。雲を見ていると色々な姿形を連想します。観音開きの窓を全部開け、ウッドデッキの木陰に背もたれ椅子を出し、体を横たえて雲の行方を何気なく追いながら瞑想にふけるのも楽しみの一つです。

この時期は縞模様の藪蚊が出て刺されるので、蚊取り線香に火をつけて背もたれ椅子の下に置くことも忘れないようにしなかればなりません。三日前、遅ればせながらツリーハウスの傍に置いている蜜蜂の巣箱に蜜蜂が分蜂したようで、時々静かな羽音を立てて、蜜蜂が上空を西に東に忙しそうに行き交う姿が見えました。人間牧場の夏は平和です。

 

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