人間牧場

〇蜜蜂巣箱の床上浸水

 昨日は息子も若嫁も、妻も孫も全員が大雨で臨時の休みとなり、久し振りに一日中家族みんなが揃って過ごしましたが、私と息子はテレビの気象情報を見ながら時々外に出て、雨合羽と長靴の出で立ちで家の周りや裏山の側溝掃除を足繁くやりました。天気の日は側溝などの存在すら忘れていますが、昨日のように大雨が降ると側溝を溢れた大水が勢いよく流れて、詰まると小さな被害を引き起こすのです。

床上浸水した蜜蜂の巣箱

 昨日見回りの途中、裏山から鉄砲水のような水の吹き出し口を見つけました。その水が折角入居している蜜蜂の巣箱を直撃して、底板に泥水が流れ込んでいました。蜜蜂にとっては床上浸水といったところで、逃げ場を失った蜜蜂が4~5匹入り口付近で助けを求めているような雰囲気でした。急いで底板の底上げを思いつき、倉庫から替えの底板を用意して、息子に手伝ってもらって巣箱を持ち上げ、やっとの思いで応急処置を終えました。

蜜蜂は人間様と同じく雨が苦手のようで、雨が降る日は余程のことがない限り、巣箱の中でじっとしていますが、昨日は床下浸水に驚いた蜜蜂が、羽根を乾かすためでしょうか、出たり入ったりしていましたが、夕方にはその行動も収まりました。今朝も小雨が降っているので、おとなしく巣箱の中で過ごしているようです。早く雨が上がることを、私も勿論蜜蜂も祈っています。蜜蜂は繊細な小動物です。住環境が悪いと思えば巣毎どこかへ立ち去り移住してしまいます。そのまま定住してくれることを願っています。

「蜜蜂の 巣箱床上 浸水し 4~5匹何とか してくれ騒ぐ」

 「床を上げ 応急処置を したお陰 騒動収まり ホッと一息」

 「大雨で 人間様も 蜜蜂も 緊急事態 人間第一」 

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