人間牧場

〇コンニャク畑の草引き

 このところ息子から頼まれ暇を見つけて、人間牧場のカブトムシ養殖場で成虫になったカブトムシを探し、持ち帰る作業を手伝っています。この3日間で20匹ほど捕獲しましたが、息子は夜10時ころ仕事から帰ると、それらのカブトムシを倉庫の中の飼育場へ持ち込み、せっせと仕分け作業をしています。昨日の朝も雨合羽を持って出かけると運よく雨がやんでいて、7匹をゲットしましたが、折角雨合羽を持参していたので、コンニャク畑の草引きをすることにしました。

草引きを終えたコンニャク畑
秋にはこんな大きなコンニャク芋が収穫できる予定です

 この時期は藪蚊が沢山出て体中にまとわりついて刺すので、蚊取り線香を腰にぶら下げての作業です。この歳になって思うことですが、若い頃やお酒を呑んでいた頃は、幾ら蚊取り線香をつけていても余り効果がなく刺されていましたが、藪蚊も私のような高齢者の血は美味しいご馳走と思わないのか、有難いことに思ったほど刺されなくなりました。地べたを這うように泥まみれになりながら、1時間ほどの農作業をしたお陰で、2枚の細長いコンニャク畑は綺麗に草を取り除くことができました。

まるでキリンの首のようなまだらな模様のある茎の周りには、コンニャクの小さな芽が沢山生えていましたが、それを雑草と一緒に引き抜かないよう気をつけるのも一苦労でした。私は子どものころからコンニャクは嫌いな食べ物なので殆ど食べないのに、人間牧場の体験メニューにどうしても欲しいのでコンニャク芋を栽培していますが、思えばこれも滑稽な話です。最近はコンニャク作りの名人で親友の西岡さんに芋を差し上げ、作ってもらう悪賢いことも覚えています。雨が上がったらもう一枚の残ったコンニャク畑の草引きをする予定です。

「雨やんだ ちょっとの隙間 利用して コンニャク畑 草引き挑戦」

 「カッパ着て 地べた這うよう 草を引く 蚊取り線香 腰にぶら下げ」

 「歳とった 私の血など 旨くない 藪蚊も相手 選ぶ権利が」

 「コンニャクの 嫌いな私 芋作る 滑稽話 一人苦笑す」

 

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