人間牧場

〇旅先にて

 私は住んでいる四国内なら自分の車を運転して出かけますが、海を渡って少し遠出をする時には、高齢期を迎えていることもあり、家族から「公共交通機関を使うよう」注意されています。さりとて私の行く場所は過疎地や田舎が多く、夜の移動もしなければならないので、はてさてどうしたものかと毎回悩んでいます。今回の鳥取行きもスケジュールが立て込んで日帰りだったので、JRの列車で行くことにしました。

名探偵コナン列車
丸い形をした特急しおかぜ
まるで新幹線のような列車
瀬戸大橋から見えた瀬戸内海に沈む夕日と夕焼け

 列車の旅は気楽なもので、社内で居眠りをして休めるし、愛読書を読みながらタブレットを使って交信もできるし、何よりも面白いのは沿線の風景を楽しむことができるのです。今回も特急スーパーいなばで移動中、列車がスイッチバックしたり、大原という駅の近くに「宮本武蔵駅」というのがあることを知ってびっくりしました。早速タブレットで調べたり、宮本武蔵名言集を呼び出して読めるのも嬉しいお土産でした。私のタブレットには親友冨田さんが炊事してくれた自著本「夕日徒然草」が6冊電子辞書化されているので、宮本武蔵に思いを馳せながら、五輪の書ならぬ「地の書・水の書・火の書・風の書・空の書・心の書」を愛読しました。

 最近は地方を走る列車もデザインが凝っていて、特急しおかぜの先頭列車は丸型、鳥取駅で見かけた特急列車はまるで新幹線みたいな格好良さでした。また鳥取駅に停車していた普通列車の側面には鳥取出身の漫画家青山さんが書いた「名探偵コナン」の漫画が画かれていました。復路瀬戸大橋からは綺麗な夕日夕焼けまで見れるお土産までついていて、列車の旅ならではの満ち足りた気分で小旅行を終えました。

「歳だから 列車で行けと 妻が言う 老いては妻に 従うことに」

 「列車旅 まるで少年 タブレット 持ってあれこれ 眠る間もなく」

 「大原の 駅で宮本 武蔵駅 近くにあると 知って驚く」

 「窓際に 座って車窓 眺めつつ 荷物にならぬ 土産沢山」 

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