人間牧場

〇防災キャンプ(その3)

 体育館の中に自分たちが造った段ボールの家で一夜を過ごした子どもたちは、2日目のスケジュールに沿って活動を開始しました。朝食は防災備蓄しているアルファー米のご飯と、袋に入ったハンバーグをお湯で温めて皿に盛り、朝から中々豪華でした。まず前日作った段ボールの家の見学会を行い、各班の班長さんが自分たちの絵のセールスポイントを喋り、手の上がった子どもの意見に答えました。その後自分の班の家には投票しない約束で、全員が手を挙げる方法でグランプリを競いましたが、5班の家が圧倒的に多く、グランプリに輝き、ジュニアリーダー手作りの表彰状を授与しました。グランプリを獲得した家は壊さず、秋の公民館祭りに展示をするそうです。

防災キャンプ開会式
車いす体験
目隠し体験
スイカ割り
愛媛新聞地方版に載りました

防災スタンプラリーは、班ごとに分かれてチェックポイントを回り、色々な質問に答えたり、①新聞紙スリッパづくり、②車いす避難体験、③目隠し避難体験、④毛布担架づくり体験、⑤伝言ゲームを順次行いましたが、今年の防災キャンプは中学生のジュニアリーダーが大活躍をしてくれました。得点を競いながら防災の知識を学び、様々な体験をしました。前日降った雨で運動場は多少ぬかるんでいましたが、天気が回復して少し蒸し暑かったものの、殆どの活動を体育館でしたため熱中症にもならず、子どもたちは元気に活動していたようです。その模様は昨日の愛媛新聞地方欄に大きく取り上げられていました。

 今年から昼食を出さず12時に現地解散という方法を取ったため、スイカ割を楽しんでおやつにスイカや乾パンを出した程度にしたため、食事作りスタッフの負担も少なくなり、思った以上に片付けがスムーズに行われましたが、今日は私も少しだけ後片付けに参加しようと思っています。わが家の孫2人も参加しましたが、孫たちは帰宅後疲れも見せず、前日海開きしたふたみシーサイド公園のビーチに泳ぎに出かけたようでした。スタッフやリーダーにも恵まれ、一番楽をしたのは私だったかも知れないと思いましたが、気疲れと安堵で昨夜は中々寝付かれず、それでも眠るとぐっすりで、爽やかな朝を迎えました。

「防災の 備蓄食品 お裾分け 朝食豪華 ハンバーグ食べ」

 「防災の 知識・体験 それぞれに スタンプラリー 楽しく学ぶ」

 「あれやこれ アイディア凝らし いいキャンプ 新聞載って みんな喜ぶ」

 「少しだけ 精神疲れ あったのか 寝つきは遅く その後ぐっすり」

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“人間牧場” への2件の返信

  1. 藤崎さん
    キャンプの場所は色々ありますが、自分の好みより、何を目的にするかで選部方が大事だと思います。今回の防災キャンプは、キャンプは屋外という常識を破り、廃校となっている下灘中学校を使いました。防災キャンプが目的だったので、施設的にはいい体験ができ満足です。

  2.   地域愛護班連絡協議会のキャンプ体験を思い出します。よく体験場所になったのは中山の秦皇山でした。でも私は設備的にこの場所が好きではありません。何かものが無い場所というイメージがあります。それより松山のレインボーハイランドのキャンプ場の方が良い場所というイメージがありますね。元は廃れた牧場だったのですが・・・

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