人間牧場

〇大型木製ケーブルリール

 先日松山の設計事務所に勤めている息子から、「大型の木製ケーブルリールを貰えるのだが・・・」と電話連絡がありました。とっさにリールの様子は想像できましたが、はてさてどこへ置けばいいのか迷いながら、孫たちのために最近庭に作ったミニハウスの傍に置いて、遊ぶための机にしたらどうか思い立ち、譲り受けることにしました。早速仕事が休みだった息子は、昨日軽四トラックで出かけたようで、外出先から帰ってみるとわが書斎前の庭に大2つ、中2つの計4つがデンと置かれ、折から降り出した雨に濡れていました。

 大型木製ケーブルリールは横倒しにすれば、ただ置くだけで格好のアウトドア―机になりますが、わが家の敷地は660坪もあって置き場に困ることはないものの、それでも風雨にさらせるとすぐに朽ち腐ってしまうので、防腐剤は塗るもののはてさてどこへ置くか、息子や孫と相談して置き場所を決めねばなりません。一番大型の1個は人間牧場へ持ち込んで使おうと思っているので、早速今日にでも善は急げとばかりに運んでおこうと思っています。

 大型リールの円盤はよーく見るとまるで人面にそっくりで、留め金のボルトが目に見え、口のようなくぼみもあって、人が笑っているようにも見えると、孫が見つけてはしゃいでいました。妻は「また変な物を貰って来た。片付かない」と、親子二代にわたる変人ぶりを見て、笑いながら呆れ返っていました。今は寒く戸外でのパーティなどできませんが、春から秋にかけてこのリールを最大限活用して、孫たちとアウトドア―の活動を楽しみたいと思っています。

  「わが息子 誰の子どもか 知らないが いつの間にやら 親と同じに」

  「軽四に 積んで帰った リール見て はてさて思案 生かす手立てを」

  「こんなもの 捨てる運命 可哀そう 勿体ないと 命再び」

  「ここが口 ここがお目目と 孫が言う 頷きながら 家族微笑む」

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“人間牧場” への2件の返信

  1. 藤崎さん
    私も子どもの頃空き地にあったリールの上に乗って、まるでサーカスの曲芸師のように遊んでいました。時にはひっくり返ってすりむいたりしながら・・・・。懐かしいです。

  2.  懐かしいものを拝見しました。この木製リールは私が小学生時、空き地にゴロゴロと放置されてました。昔は遊ぶものが無いため、同い年の者は玉乗りのように上に乗って遊んでましたよ。私は下手だから同い年の者が遊んでいるのを乗らずに見るばかりでしたよ。

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