人間牧場

〇航空写真撮影に参加しました

 このところ孫たちが通う由並小学校へちょくちょく顔を出しています。この小学校の学校評議員をしているので、毎月のように学校だよりが届き、校長先生の時期を得た文章を読んで感心したり、子どもたちの様子を紙上で垣間見ていますが、先日学校開校130周年記念事業の一環として、運動場に子どもや父兄が列をなして人文字を作るというので、若嫁に誘われ出かけて行きました。聞くところによると2度も雨で流れた難産の末の企画だったので、PTAや一般参加の人数確保が難しいようなのでとの人員動員でした。

人文字に並ぶ子どもたち
人文字に並ぶPTAや一般参加者
撮影するセスナ機

こんな機会はもう一生のうちでも二度とないだろうと、少しワクワクしながら出かけました。運動場には既に白い石灰で文字が書かれていて、そこへ児童と教職員、それにPTAや一般の人が並ぶのですが、小規模校ゆえ、また3度目の正直ということもあって、それほど多くはありませんでした。9時20分に撮影のためのセスナ機が来ると言うので、早目にリハーサルが行われ、みんな満を持してセスナ機の来るのを待ちました。ところがこの日も撮影時間が近づく頃になると雨がポツポツ降り始め、ヤキモキしました。

 そのうち北東の方からセスナ機の機影が見え始め、その姿と音は段々大きくなりました。教頭先生が「間もなくです・皆さんよろしくお願いします」と声かけ合図し、セスナ機は2度3度上空を低く旋回し、搭乗していると思われるカメラマンが撮影しているようでした。私もかつて役場企画調整室に勤務していたころ、町政要覧用の航空写真を撮るためカマラマンと一緒に搭乗した経験があるので、その様子を想像することができました。ちなみにその時撮った下灘と上灘の航空写真は今でも私たちのダイニングに飾っています。

やがて撮影終了OKのサインが届き、みんなが声を出して手を振り、セスナ機を見送りました。雨も小康状態で何とか持ち、ホッとして散会しましたが、今の校長先生は余程天候に恵まれていないのか、何かにつけて雨男のようだと、みんなで話していました。科学的には行事毎に雨が降るのは何も校長先生が意図的に降らす訳ではないので責任はありませんが、雨を押して行事をやるため、かえって思い出に残る行事になっているようです。「天に向かってブツブツ言うな、雨の日には雨の日の仕事がある」です。

「記念にと 航空写真 撮る企画 雨で流れて 三度目正直」

  「誘われて 人文字の中 入りました 仕上がり写真 どんな姿に」

  「セスナ機が 学校の空 旋回し 航空写真 雨がポツポツ」

  「わが家にも 空から撮った 写真あり 私自身の 力作ですよ」

 

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