人間牧場

〇単車のパンク

 一昨日の夕方、親類の叔父さんからいただいたアマギと言う魚を、単車で近所へお裾分けに出かけました。チョイお使いには単車は便利で、外気が寒くなったこれからはチョイ乗りする程度しか使わないので、乗る度にエンジンをかけるのに少し時間がかかりますが、この日はどういう訳か、1回のキックでエンジンが始動しました。お裾分けが終わり近所まで帰ると、突然後ろの方がガタガタと上下に揺れ始めました。

パンク修理を終えた単車

 路側の空き地に止めてよく見ると、どうやらパンクのようでした。暗くなっていたのでとりあえずキーを抜いて単車を野宿させることにしました。台風接近で雨に濡れることを承知で多少心が痛みましたが、このまま動かすとチューブもタイヤも傷むので、止むに止まれぬ選択でした。昨日は一日中雨でしたが、夕方雨が小降りになったので、近くの馴染みの修理工場へエンジンをかけて手押しで運び、パンクの原因を調べてもらいましたが、どうやら空気が減ったまま乗ったことが原因で、空気穴付近が裂けたようで、チューブを取り換えなければなりませんでした。

雑談しながら20分ほどの修理でチューブ取り換え作業を終え、少し雨に濡れたものの無事帰宅し、いつもの場所へ置きましたが、もう何年乗ったのでしょうか?。多分20年は過ぎているのであちこちから錆が出て、多少くたびれてはいますが、修理工場の大将に言わせると、この手のヤマハメイトはもう製造していないそうです。丈夫なのでまだまだ乗れると太鼓判を押してくれました。最近は洗ったりワックスをかけることもなく、殆どほったらかしですが、あらためて大切な持ち物であるとその存在を認識した次第です。そういえば「乗ってる乗ってるヤマハメイト、メイトに乗れば安上がり」なんてコマーシャルがあったっけ。

「チョイ乗りに 何かと便利 重宝の ヤマハメイトで お使いに出る」

 「ガタガタと 突然単車 後方が 揺れてパンクに 気が付き困惑」

 「空き地にて 野宿の単車 雨に濡れ 可哀そうだと 早速移動」

 「20年 超えて乗ってる 単車ゆえ 私と同じ 老化の道を」

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