人間牧場

〇私塾年輪塾(その4)

 人間牧場と下灘コミュニティセンターで、ノンフィクション作家佐野眞一さんを講師に招いて開いた宮本常一2年間の学びの集大成公開セミナーは、100人の人が集り盛会でした。年輪塾の学びのシステムはまだ荒削りでしたが、2期目の先人を誰にするか、色々悩みました。 結果的には内村鑑三著代表的日本人に取り上げられている二宮金次郎をテーマに選びました。私と二宮金次郎との接点は(その1)(その2)で書きましたが、清水塾頭が尊徳翁夜話233話の解説資料を塾生にネットメール配信し、自己学習を基本にして1年に4回集合学習をすることにしましたが、これはビッグアイディアでした。

駅前にて

 日本人にとっては馴染みの深い二宮金次郎像の、県内調査を塾生が分担して行い、清水塾頭が中心になって182体の特徴や写真をデーターベース化したことも、大きな成果でした。と同時に二宮金次郎像が左手に持って読んでいる中国の古書大学も塾生が輪読できるようルビを打って作成していますが、生きた時代こそ違え後に先人として取り上げた、近江聖人中江藤樹とも大学という書物によって繋がっていることも知ることができたのです。二宮金次郎の2年間の学びの後に開いた公開セミナーには、二宮尊徳七代目の子孫中桐万里子さんを迎えることができました。中桐さんとは今日まで親しい関係を保ち、今回の修学旅行にも、現地集合でご一緒することができました。

 さて今回年輪塾の修学旅行と銘打った研修先は静岡県掛川市にある大日本報徳社です。5年前中江藤樹の学習を大洲市田処の活性化センターで開いた折、講師として招いた日本学芸大学の学長鷲山恭彦先生も掛川市土方の出身なので、元造り酒屋というそれは目が飛びくり出るほど立派な日本家屋に、泊めていただくという幸運にも恵まれました。今回の修学旅行には14人が参加しましたが、22時30分発名古屋行の夜行高速バスに乗り、名古屋から新幹線こだまで静岡県掛川に到着しました。掛川駅の直ぐ近くに掛川城があり、そのお堀の内に道徳門・経済門と書かれた報徳社正門石柱、大講堂と大広間、き北学舎、仰徳記念館、仰徳学寮、淡山翁記念報徳図書館の大日本報徳社文化財建造物が六つもある重厚さでした。まちづくり会社の方々の案内で掛川城界隈を順番に見て回りました。

  「尊徳の 教えを請いに 掛川の 報徳目指し 仲間とツアー」

  「夜行バス 新幹線を 乗り継いで 掛川駅前 金次郎像」

  「掛川の 木造駅舎 掛川城 報徳文化 木にこだわって」

  「14人 勢揃いして 掛川の 街を案内 暑さ忘れて」

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