人間牧場

〇カエルの鳴き声

 俳句の季語で田植えは確か6月のはずでしたが、最近は田植えが段々早くなり、早場米などは4月下旬に植えている所も見られるようです。早ければ新米を高く売れる算段も、台風が来る前に稲刈りを終えたいという農家の願いも理解できますが、わが家の近くではゴールデンウィークに準備をして、今頃植えている人が多いようです。

水瓶の上で鳴くカエル

 田圃に水が張られると、あちこちでカエルが一斉に鳴き始め、辺りが随分賑やかになります。わが家も下の田圃に水が張られるこの頃になると、カエルが家のガラス戸にへばりついているのをよく見かけます。孫たちは面白がってガラス戸の内から、カエルとにらめっこしたり、時にはカエルの腹をこそばかしたりしながら、ユーモアたっぷりに遊んでいるようです。

 昨日の夕方家の玄関先で一際大きな声でカエルの鳴き声がしました。玄関先に大きな瓶を置いてメダカを飼っていますが、その瓶の上に座り込んで、口の袋を目いっぱい膨らませて鳴いていました。何とまあユーモラスな姿でしょうか。思わずその姿に釘付けになり、座り込んで観察を続けました。カエルは私のこともカメラの存在にも臆することなく、約10分ほど鳴き続けていました。

  「田植え時期 カエル沢山 お目見えし ガラス戸あちこち へばりついてる」

  「孫たちも ガラス戸内から あれやこれ カエル相手に お遊び楽し」

  「玄関の 瓶に座って 鳴くカエル 口の袋は ユーモラスです」

  「あのカエル 冬の間は 何処にいた? 間もなく水辺 オタマジャクシが」 

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