人間牧場

〇あれから30年経ったのか

 一昨日の夕方児童クラブに通う孫を迎えに行きました。児童クラブは市役所地域事務所の2階なのですが、1階の公民館に立ち寄り赴任して間もない森田館長さんや、隅田主事さんと雑談を交わしていると、地域おこし協力隊の渡部さんも話の輪の中に加わりました。渡部さんは2階図書室の蔵書である、私が著した本「昇る夕日でまちづくり」という本を読んでいるらしく、手元に持って来て「双海のまちづくりも今年で30年になるんですね!!」といきなり言われました。

 「そうか、もうそんなになるのか!!」と思いながら、自分ではすっかり忘れていたまちづくり元年のことを思い出しました。綾小路公麻呂の「あれから30年!!」ではありませんが、双海町のまちづくりを始めたのは確か昭和62年でした。私はこの年を「まちづくり元年」というフレーズで呼び、町民にアピールしていましたが、そう言われてみれば今年は30周年の記念すべき年でもあると、遅まきながらあらためて認識させられ、渡部さんのご指摘に感謝しました。

 本当は私の自著本を渡部さんに差し上げればいいのでしょうが、「貰った本は詳しく読まない」というジンクスがあるので、あつかましくも「本を買って下さい」とお願いしました。昨日の夜はまちづくり学校双海人の定例会で、偶然にも渡部さんが「1年をふり返る」というテーマでレクチャーするので、自著本を手渡し本代1500円をちゃっかりいただきました。今日にでもお礼に小さな瓶の蜂蜜を差し上げようと思っています。はてさて渡部さんは私の自著本からどんな学びをするのでしょうか?。楽しみです。

  「三十年 あれからそんなに 経ったのか まちづくり元年 遠い昔に」

  「読んでます 私の自著本 手にとって いきなり言われ 多少どぎまぎ」

  「タイトルは 昇る夕日で まちづくり 逆立ちすれば 夕日も昇る」

  「タイトルに 夕やけ課長の 奮戦記 刺激の強い 言葉が並ぶ」

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