人間牧場

〇アイガモは寒くないのだろうか?

 センター試験のあるこの時期になると、毎年日本列島がまるで冷蔵庫に中には入ったような寒さがやって来ます。今年もこの冬一番の寒波が南下して、気象庁は昨日雪に注意するよう、異例の記者会見をしていました。こんな日は目覚めの朝など、暖かい布団から出たくない心境だし、ストーブを焚いた暖かい部屋で過ごしたくなりますが、緩慢な気持で過すと風邪を引く恐れがあるので、できるだけ厚着をしてでも外に出るよう心がけています。

冷たそうな水面を悠々と泳ぐアイガモたち

 昨日の夕方かなり強い北西の季節風が吹いていましたが、思い切っていつもどおり夕方のウォーキングに出かけました。上灘川沿いの道を歩いていると、冷たい川面でアイガモが3羽何食わぬ姿で悠々と過していました。普通は五羽の集団なので後の2羽を探しましたが、昨日は見当たりませんでした。それにしてもタダでさえ寒いこの時期なのに、アイガモは寒くないのだろうか?と、ついつい他愛のない心配をしました。

 聞くところによると水鳥たちは他の鳥獣から身を守るため、夜もずっと水面で過ごすのだそうですが、幾ら全身に温かい羽毛を羽織っているからといっても・・・・です。私も水鳥に生まれなくてよかったなんて思いを巡らせながら歩きました。今朝も外は北西の季節風が吹き荒れています。妻はまだ布団の中です。孫たちや息子たち夫婦も、今日は土曜休日なのでまだ布団の中のようです。こんな寒い朝でも、決まったようにさっき新聞屋さんがやって来て、窓から新聞を手渡しで受け取りました。私も負けないようにこれからウォーキングに出かけます。

  「ウォーキング 途中の川面 アイガモが 寒くないのか 悠々自適」

  「聞くところ アイガモ寒い 真冬でも 危険回避で 水面で一夜」

  「北国に 比べりゃここら 暖かい 弱気にならず 今朝も元気で」

  「年寄りの 冷や水ですと 妻が言う 冷や水ならぬ 冷や風受けて」 

  

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