人間牧場

〇宇和島市子ども観光大使がやって来た

 宇和島で学校の先生をしている信藤さんから数日前メールが入り、宇和島市子ども観光大使の一行が、愛媛県知事に表敬訪問しての帰路、「ふたみシーサイド公園に立ち寄るので、子どもたちに少しお話をして欲しい」と連絡メールが入りました。4年前この企画が持ち上がった時、信藤先生から国土交通省の観光カリスマに選定されている私の元を訪ね、今後の進め方について意見を求められました。

宇和島市子ども観光大使のご一行
宇和島市子ども観光大使のご一行

 

 思いつくままわが家で色々なお話をした記憶がありますが、信藤先生はその企画を宇和島市で具現化し、様々な活動に取り組んで成果を上げています。その一つが愛媛県知事への表敬訪問で、背中に「宇和島市子ども観光大使」と染め抜かれたTシャツを着て、県庁で宇和島の魅力をPRしたようです。最近は「大使」ブームで、芸能人や有名人が県や市町村から頼まれてその任に当たっている人が多いようですが、子どもを「大使」にするアイデアは全国にも余り例がないようです。

階段式護岸での記念写真
階段式護岸での記念写真

 信藤先生と2名の女性教師に引率され、少し早めに着いた一行を、シーサイド公園のイベントホールに案内し、白い椅子に座ってもらい請われるまま思いつくまま少し、観光アラカルトについて分り易く話をさせてもらいました。観光の基本は自分の住んでいる町を好きになることから始まります。そして自分の町の好きなところを、少なくとも3つくらいはしっかりと人に説明が出来るようにすること、そして自分の町のために少しでも役に立つ実践をすることです。自分が中心になって造ったシーサイド公園で、毎朝3時間掃除ボランティアを12年間続けたことの意味を話してやりました。

バスに揺られて夕やけこやけラインを帰りました
バスに揺られて夕やけこやけラインを帰りました

 一行はシーサイド公園名物のソフトクリームを信藤先生に買ってもらい、美味しそうに食べながら色々な話をしたり、公園内を散策し、階段式護岸で記念写真を取り、バスに乗って宇和島へ帰って行きました。バスの窓を開け手を振って見送ってくれた子どもの笑顔が残像となって今も残っています。宇和島は水産高校在学中に3年間暮らしたことのある、私にとってはいわば第二のふるさとであり、知人親友も多い所です。これからも第二のふるさとのために少しでもお役にたちたいと思っています。

  「今年も 県知事表敬 帰り道 わが町訪ね 交流しました」

  「有名人 よりも子どもの 大使いい グッドアイディア 将来楽しみ」

  「観光の 基本はやはり ふるさとを 愛することと 熱弁振るう」

  「裏が味噌 名刺と味噌を 手渡しし 再会約束 手を降り帰る」

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